よみ:かこじん
過去人 歌詞
-
thus feat. 初音ミク
- 2022.5.15 リリース
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「瞬またたく間まに 堕おちて了しまうから」と
粛々しゅくしゅくと巡めぐる季節きせつは歩あゆみ
戴天たいてんと繁しげく乂かる移うつり変かわり
淀よどむ成人せいじんの 初盆はつぼん招致しょうちを迎むかえるよう
嗚呼ああ、空隙くうげきが無なくなって了しまった
放蕩ほうとうに酔よい痺しびれ 思おもいは恍とぼけ
細心さいしんに削けずれた 膨大ぼうだい連連れんれん 疾とう超越ちょうえつし
半生はんせいの 七五三しちごさんを 人形にんぎょう劇場げきじょうで催もよおすよう
嗚呼ああ、そんな速はやく迄まで 突つき抜ぬけた
快こころよい風かぜが吹ふく 窓まどの外そとを
莠はぐさに暮くれ泥なずむ 余暇よかの時価じかが
言葉ことばを涅くろむ私わたし 放心ほうしん緘黙かんもく 如何いかんせんとか
抱だきしめ合あわば その時とき 骨折ほねおり血飛沫ちしぶく 真面まともの外はずしが
「そんな筈はずは」と苛さいなむから 「そんな筈はずは」と苛さいなむから
私わたしは怖こわくなり もう止やめました
傀儡くぐつで振舞ふるまう度たび 思おもい出で 黯くらくなっていく
癆いためる糸いとの繊維せんいに 罅割ひびわれ釁ちぬられ余情よじょうの限かぎりで
「どうか引ひき留とめて」と絞しぼり願ねがう 「どうか引ひき留とめて」
偏重へんちょう格差かくさの私わたし達たちは 互たがいを憂うれい演えんじに
「瞬またたく間まに 壊こわして了しまうから」と
爽さわやか吹ふき抜ぬける 無情むじょうの風かぜ
莠はぐさに暮くれ泥なずむ 快晴かいせいの名残なごり
鉄てつ翼よくの重機じゅうき 飛とび 凪なぎを破やぶり
莠はぐさが揺ゆれ残のこり 葺ふきを散ちらす
引ひき留とめれない僕ぼくを 危あやめる器用きようの無なさ
停電ていでんが続つづく暗くらい部屋へやで 無力むりょくと無能むのうを噛かみ締しめた
過去かこは「それで良いい筈はずだ」と肯うべなうから 「それで良いい筈はずだ」と肯うべなうから
比較ひかくで劣おとる僕ぼくは諦あきらめかけていた
傀儡くぐつで振舞ふるまう度たび 思おもい出で 遠とおくなってく
僕等ぼくらに絡からむ糸いとが 手てを弋とり 足あし弋とり 宜むべばかり具そなえ
「置おいて行いかないで」を押おし虔ころした 「置おいて行いかないで」
重おもたくなる悃まごころ 水平線すいへいせんを仰あおいで
いつしか癒いえる迄までを 消きえる迄までを
莠はぐさに暮くれ泥なずむ影かげが騙かたる
曖曖あいあい
抜糸ばっし引ひく背後はいご 繋つなぐ 鬼門きもんの手てが
(魂たましい 釣つり合あわす台無だいなしに努つとめ 稀まれとなる量ちから 単ひとえ 貶けなすか)
先刻せんこくに挿すげ替かわる 転嫁てんか一いち代だいに呉くれ
(練達れんたつが真まこと 寄与きよに値あたいすを 親等しんとうへ善よがり全すべて潰つぶすか)
傀儡師かいらいしが振舞ふるまう度たび 想おもい入いれ 痛いたく軋きしみ
抱だきしめ合あわば比喩ひゆの 骨折ほねおる腱けん切きる虞おそれに手放てばなし
「傷きずつかないで」と相容あいいれずに 「傷きずつかないで」と相容あいいれずに
僕等ぼくらは私わたし達たちは互たがいを想おもう余あまりに
「大事だいじ過すぎて 堕おとして了しまうから」
傀儡くぐつを黒くろむ糸いとの 独擅場どくせんじょうを下くだる危あやめが
襷たすきを千切ちぎる破衣はいから 操あやつる邪鬼じゃき等らへ言いい放はなつ背中せなか
「もう稽とどめないで」と蔽おおう糸いとを 「もう射止いとめないで」と祓はらう糸いとを
諸刃もろはで寸寸ずたずたに 猛々たけだけ 轟とどろく 悃まごころの熱ねつが
現在げんざい人じんで振舞ふるまう度たび 思おもい出で 挿すげ替かわっていく
過去かこ人じんで躙にじる足場あしばに 焼やけ征ゆく肺炎はいえん 死苦しく刺させど奔はしり
「どうか間まに合あって」進すすむ癆いたみに 「どうか間まに合あって」戻もどる癆いたみに
僕等ぼくらは私わたし達たちは互たがいの想おもいが故ゆえ
「傀儡くぐつにはもう堕おちはしないから」と
粛々しゅくしゅくと巡めぐる季節きせつは歩あゆみ
戴天たいてんと繁しげく乂かる移うつり変かわり
淀よどむ成人せいじんの 初盆はつぼん招致しょうちを迎むかえるよう
嗚呼ああ、空隙くうげきが無なくなって了しまった
放蕩ほうとうに酔よい痺しびれ 思おもいは恍とぼけ
細心さいしんに削けずれた 膨大ぼうだい連連れんれん 疾とう超越ちょうえつし
半生はんせいの 七五三しちごさんを 人形にんぎょう劇場げきじょうで催もよおすよう
嗚呼ああ、そんな速はやく迄まで 突つき抜ぬけた
快こころよい風かぜが吹ふく 窓まどの外そとを
莠はぐさに暮くれ泥なずむ 余暇よかの時価じかが
言葉ことばを涅くろむ私わたし 放心ほうしん緘黙かんもく 如何いかんせんとか
抱だきしめ合あわば その時とき 骨折ほねおり血飛沫ちしぶく 真面まともの外はずしが
「そんな筈はずは」と苛さいなむから 「そんな筈はずは」と苛さいなむから
私わたしは怖こわくなり もう止やめました
傀儡くぐつで振舞ふるまう度たび 思おもい出で 黯くらくなっていく
癆いためる糸いとの繊維せんいに 罅割ひびわれ釁ちぬられ余情よじょうの限かぎりで
「どうか引ひき留とめて」と絞しぼり願ねがう 「どうか引ひき留とめて」
偏重へんちょう格差かくさの私わたし達たちは 互たがいを憂うれい演えんじに
「瞬またたく間まに 壊こわして了しまうから」と
爽さわやか吹ふき抜ぬける 無情むじょうの風かぜ
莠はぐさに暮くれ泥なずむ 快晴かいせいの名残なごり
鉄てつ翼よくの重機じゅうき 飛とび 凪なぎを破やぶり
莠はぐさが揺ゆれ残のこり 葺ふきを散ちらす
引ひき留とめれない僕ぼくを 危あやめる器用きようの無なさ
停電ていでんが続つづく暗くらい部屋へやで 無力むりょくと無能むのうを噛かみ締しめた
過去かこは「それで良いい筈はずだ」と肯うべなうから 「それで良いい筈はずだ」と肯うべなうから
比較ひかくで劣おとる僕ぼくは諦あきらめかけていた
傀儡くぐつで振舞ふるまう度たび 思おもい出で 遠とおくなってく
僕等ぼくらに絡からむ糸いとが 手てを弋とり 足あし弋とり 宜むべばかり具そなえ
「置おいて行いかないで」を押おし虔ころした 「置おいて行いかないで」
重おもたくなる悃まごころ 水平線すいへいせんを仰あおいで
いつしか癒いえる迄までを 消きえる迄までを
莠はぐさに暮くれ泥なずむ影かげが騙かたる
曖曖あいあい
抜糸ばっし引ひく背後はいご 繋つなぐ 鬼門きもんの手てが
(魂たましい 釣つり合あわす台無だいなしに努つとめ 稀まれとなる量ちから 単ひとえ 貶けなすか)
先刻せんこくに挿すげ替かわる 転嫁てんか一いち代だいに呉くれ
(練達れんたつが真まこと 寄与きよに値あたいすを 親等しんとうへ善よがり全すべて潰つぶすか)
傀儡師かいらいしが振舞ふるまう度たび 想おもい入いれ 痛いたく軋きしみ
抱だきしめ合あわば比喩ひゆの 骨折ほねおる腱けん切きる虞おそれに手放てばなし
「傷きずつかないで」と相容あいいれずに 「傷きずつかないで」と相容あいいれずに
僕等ぼくらは私わたし達たちは互たがいを想おもう余あまりに
「大事だいじ過すぎて 堕おとして了しまうから」
傀儡くぐつを黒くろむ糸いとの 独擅場どくせんじょうを下くだる危あやめが
襷たすきを千切ちぎる破衣はいから 操あやつる邪鬼じゃき等らへ言いい放はなつ背中せなか
「もう稽とどめないで」と蔽おおう糸いとを 「もう射止いとめないで」と祓はらう糸いとを
諸刃もろはで寸寸ずたずたに 猛々たけだけ 轟とどろく 悃まごころの熱ねつが
現在げんざい人じんで振舞ふるまう度たび 思おもい出で 挿すげ替かわっていく
過去かこ人じんで躙にじる足場あしばに 焼やけ征ゆく肺炎はいえん 死苦しく刺させど奔はしり
「どうか間まに合あって」進すすむ癆いたみに 「どうか間まに合あって」戻もどる癆いたみに
僕等ぼくらは私わたし達たちは互たがいの想おもいが故ゆえ
「傀儡くぐつにはもう堕おちはしないから」と