羊の夢と目覚め 歌詞 音無あふ feat. 初音ミク ふりがな付

"だったもの"ばかりがあふれた
細ほそい体躯たいくの底そこでうごめいた
ふわふわとどろどろは
まさに世間体せけんていの愛情あいじょう!

世界せかいが突然とつぜんに歪ゆがんだ
はねる無邪気むじゃきな魚さかな
知しらない街まちの日常にちじょうは気きを失うしなっていた
世界せかいが燦然さんぜんを恨うらんだ
はずむ惨みじめなお金かね
覚束おぼつかない私わたしじゃ冷ひえた飯めしも食くえたもんじゃない

それなりに生いきてきた
私わたしのふわふわのはらわたを掴つかむ

(溜息あー)

簡素かんそなフィロソフィー
恋こいも言葉ことばも知しらぬまま
"きっとこどももおとなもおなじ"
エンドロールは憂鬱ゆううつで
首元くびもとは毒どくと結むすんで
"きっとわたしもみんなとおなじ"
たぶん…

止とまらない熱ねつ 留とめたいボタン
白銀はくぎんの捏ねつ 累々るいるい詠うたえ
温ぬるい檻おりからネクロポリスまで
憧憬しょうけいの的まと ぐらついた四肢しし
もういいかい?
もういいよ…

"だったもの"ばかりがあふれた
細ほそい体躯たいくの底そこでうごめいた
猫ねこも鳥とりも困こまり顔がおだよ
ぎゅっとしちゃう

(呻吟うー)

簡素かんそなダイアリー
恋こいも言葉ことばも辞書じしょのうち
きっと涙なみだの意味いみも知しらない
エンドロールを焼やき増まし
首元くびもとを毒どくで締しめ付つけ
きっとこどものまま眠ねむれるの
たぶん…