摩睺羅の算盤 歌詞 IDONO KAWAZU feat. v flower ふりがな付

撥ぱち々ぱち破ぱっ々ぱっと球たまを弾はじき音おとを繕つくろう趣おもむき迄までもなく
縷々るる緜めん々めん過程かていを省はぶき餌えさを貪むさぼる味あじわわずに
彩さいの褪あせた群青ぐんじょう賽さいの振ふれぬ勘定かんじょう嘘うそも真まことか
諧謔かいぎゃくの控除こうじょ、過度かどに低ひくい天井てんじょう、烏鵲うじゃくの智ち
ただ空からっぽな僕ぼくに何なにか察さっする感性かんせいもない
浅あさましくとも道化どうけを気取きどって跳はねるだけ
気楽きらくに生いきられる程ほどの余裕よゆうも器量きりょうもない
何事なにごとも半端はんぱな僕ぼくに何なにも発はっする権利けんりもない
痛いたましくとも退廃主義でかだん騙かたって廻まわるだけ
後塵こうじんを拝はいする蝌蚪かとから屹度きっと間違まちがったんだ

撥ぱち々ぱち破ぱっ々ぱっと球たまを弾はじき銭ぜにを賄まかなう鉄面皮てつめんぴ也なりと
唯々諾々いいだくだく媚こびを捌さばき吐露とろを商あきなう何なんと銅臭どうしゅうか
科白かはく:何なにが報むくわれたいだ、逃避とうひしたのは
何処どこのどいつなんだ「 × × × × 」
何なにが救すくわれたいだ、裏切うらぎったのは
何処どこのどいつなんだ「 × × × × 」
嗚呼ああ又またしても錯誤えらー/初期化りせっと行使こうしか

ただ空からっぽな路地ろじから見据みすえた大通おおどおりは
煌々こうこうと満みちて、僕ぼくに縁えんのない道みちのようで
ただ空からっぽな僕ぼくに何なにか達たっする未来みらいもない
狂くるわしくとも、遮二無二しゃにむに構かまわず踊おどるだけ
誰だれかの事ことを愛あいせる程ほどの余剰よじょうも度量どりょうもない
何事なにごとも半端はんぱな僕ぼくに何なにも信しんずる審美しんびもない
結果これが全すべてと、実力主義めりっと嘆なげいて嗤わらうだけ
脾肉ひにくの嘆たん託かこつ蝌蚪かとから屹度きっと間違まちがったんだ
頓珍漢とんちんかんな様ようだ、もう沢山たくさんだ、されど僕ぼくは
撥ぱち々ぱち破ぱっ々ぱっと球たまを弾はじき音おとを繕つくろう理ことわり迄までもなく