トレモロムーン 歌詞 加賀美ハヤト ふりがな付

鮮あざやかにみえて眩まぶしくて
今いますぐむかうから
こんなにも微かすかで
ふたしかな光ひかりだけど

1one 2two

それは太陽たいようの
ひを借かりる物語ものがたり
私わたしのすべてを
うつす鏡かがみのように あぁ

まかふしぎな引力いんりょくに導みちびかれて
纏まとったカルマに
綻ほころびを乗のせるよ

取とり残のこされた情熱じょうねつの正体しょうたいは
儚はかなくて消きえそうな揺ゆらぐ月つき

あまりにも遠とおくてあおくて
それに焦こがれては
真まっ暗くらで地図ちずもない形かたちもない
時空じくうを駆かけて

借かり物ものの光ひかり 煌きらめき
君きみに伝つたえては
幾いく千せんの屈くっせない
離はなせない 理由りゆうを紡つむぐ

転ころがりだした時代じだいで
涙なみだが降ふった世界せかいで
どうすればいい 繋つなぎとめたい
「この声こえで」

誰だれかに行いき先さきを
ゆだねるくらいなら
今いますぐのどもとを
かき切きってやるさ

この手てに宿やどる
あおい炎ほのおの正体しょうたいは
すべてをひろうための揺ゆらぐ音おと

この星ほしの鼓動こどう 瞬またたき
濁にごった命いのちでも
綺麗きれいじゃない美うつくしさを
信しんじていたいのさ

積つみ重かさなったわだちと
静しずかに燃もやした瞳ひとみで
何なにを見みよう
共ともに歩あゆんでくれないか

見みつめ合あうように
求もとめ合あうように
ふたつの光ひかりは溶とけて

君きみの心こころにとっての
何なにかで在あり続つづけたいと願ねがった

鮮あざやかに視みえて眩まぶしくて
今いますぐ向むかうから

あまりにも遠とおくてあおくて
それに焦こがれては
真まっ暗くらで地図ちずもない形かたちもない
時空じくうを駆かけて

借かり物ものの光ひかり 煌きらめき
君きみに届とどいてよ
誰だれにも奪うばわせない音おとを

転ころがりだした時代じだいで
涙なみだが降ふった世界せかいで
聞きいてほしい
どこにいたっていいんだぜ

燃もえ尽つきても忘わすれないから
トレモロムーン
あまりにも遠とおくて
何なによりあおくて