Cry for the moon 歌詞 九七. feat.初音ミク ふりがな付

赤あかい目め擦こすって眠ねむたいね と君きみと笑わらった二人ふたりで
私わたしに無ないものを持もっているくせに 何なにが足たりなくて先さきに逝いくの
まじないを聴きいてブラッドムーン
血ちの気けが引ひいてふらっとする
煙草たばこ咥くわえて 花束はなたば携たずさえて
親友しんゆうなんて建前たてまえで
逢あいたいなんて思おもっていないよ
まあ大体だいたい三さん年ねん経たった今いまも
馬鹿ばかみたいにつまらなく並ならんだ日々ひびの中なかで
笑わらいたいなって少すこし思おもうよ
ただ痛いたいままで過すごしていこうと
空からになった

大人おとなになった方ほうが 楽らくなんだろうな
と思おもっていたんだ あの頃ころは
通とおりで買かったローファー ご機嫌きげんだそうだ
涙なみだして問とうた 言葉ことばはいらない
代替だいたい品ひんすら持もってないよ
些細ささいな痛いたみに気付きづけないの
馬鹿ばかみたいにつまらなく並ならんだ日々ひびの中なかを
探さがしたいなって少すこし思おもうよ
ただ痛いたいままで過すごしていこうと
空からになった浴槽よくそうを眺ながめる
君きみはここに沈しずんでいった
肩かたまで浸つかったそれはまるで
眠ねむたい君きみの目めみたいで
無ないものねだりでいいなら
ほんの少すこしでもいいから
本当ほんとうは君きみに逢あいたい
嘘うそつき
罪つみな人ひと
月つきに泣なく