ハナサカステップ 歌詞 ぼっちぼろまる ふりがな付

雨あめの匂においにはもうそろうんざりだ
毎年まいとし毎年まいとししつこい奴やつらだな
雨あめの日ひ早退そうたい法ほうの改正案かいせいあんを
いつでも君きみは笑わらって聞きいていた
大判おおばん小判こばんも出でてきやしないが
毎日まいにち夕飯ゆうはんだって美味おいしかった
好すきだ嫌きらいだも全然ぜんぜん
言いい足たりないと思おもうけど
灰はいだけ残のこしてどこいったんだ
パッパッパ 忘わすれたくない
パッパッパ 忘わすれたいのに
パッパッパ 情なさけないよな
夏なつがくるのに
花はなが咲さいた 君きみの形かたちに
花はなが咲さいた コロンのにおい
花はなが咲さいた 君きみが好すきな桃色ももいろが
6月がつに
華はなやかなステップ 君きみの言葉ことばが
軽かろやかなステップ リズムに乗のれば
鮮あざやかなステップ
僕ぼくもつられて 手てを握にぎった

風鈴ふうりんを窓まどに付つけたら
すぐに夏なつが終おわるって気きがした
そうじゃなくたって
オシャレな気きがすんだ
君きみがそこで笑わらっている気きがした
パッパッパ 季節きせつはずれの
パッパッパ 枯かれ木きに花はなを
パッパッパ おかしな景色けしき
もう少すこしだけ
花はなが咲さいた 窓まどの外そとでは
花はなが咲さいた まだ春はるのまま
花はなが咲さいた
お願ねがい お願ねがい
いつまでもこのままで
おぼろげなステップ
灰はいがなくなりゃ
フラフラなステップ 僕ぼくもさよなら
ただひとりステップ
そんな日々ひびなど 意味いみはなくて
長ながい夜よるが終おわる
長ながい日々ひびが終おわる
空からの瓶びんは虚むなしく
君きみを忘わすれてく
パッパッパ 音おとが聞きこえる
パッパッパ 心臓しんぞうに響ひびく
パッパッパ 自転車じてんしゃをこぐ
終おわっていく夏なつ
花はなが咲さいた 夏なつの夜空よぞらに
花はなが咲さいた 綺麗きれいな色いろに
僕ぼくは泣ないた
だって だって
君きみだって 泣ないてるし
おぼろげなステップ 顔かおも見みえずに
フラフラなステップ 声こえにならない
ただひとりステップ
最後さいごの花火はなび 確たしかな映像えいぞう
花はなが咲さいた 花はなが咲さいた
ハナサカのステップ
またね いつか
踊おどるまで さよならだ
華はなやかなステップ 忘わすれないけど
軽かろやかなステップ 気きにしないでね
鮮あざやかなステップ
怪我けが気きをつけて
また会あおうね