No Man Is an Island 歌詞 羽多野渉 ふりがな付

さっき突然とつぜん ふと感かんじた
ハロー 不思議ふしぎな波動はどう
ひょっとしたらさ ずっと前まえにも
惑まどうぼくらは

輪廻りんねのどこかで 惹ひかれあって
ハロー 囁ささやいたの?
ブラックホールの中なか そっと寄より添そい
迷まよう 巡礼者じゅんれいしゃのよう

すべてはここにあるよ ほら
糾あざなえる縄なわのようさ ときどき
不安ふあんになってもいいんじゃない ほら
また巡めぐれば ぼくらはひとつの環わで
おんなじだろう

きっとドーナツのよう 確たしかめあいながら
「あ」と「い」の間あいだに 宇宙うちゅう広ひろげて
この気持きもちをなんと呼よべばいいだろう
たとえば そうだなあ
まだ内緒ないしょ

ちょっと気取きどったことを言いうと
ねえ ぼくらは
引力いんりょくに呼よばれ 出会であったのかも
ハロー 幾度いくど目めかのハロー

すべてはここにあったんだ ほら
島しま々じまが海うみの底そこでつながり
大おおきなガイアになってる なら
可能性かのうせいはいつでも 等ひとしくある
おんなじだよ

きっとドーナツのよう 確たしかめあいながら
「あ」と「い」の間あいだに 宇宙うちゅう広ひろげて
この気持きもちをなんと呼よべばいいだろう
飾かざらない思おもいは
ありがとう

あえて口くちにはしなくてもいい
言葉ことばだけでは掬すくいきれないから
それでもやっぱり
ちゃんと伝つたえたいのさ
だって心こころに嘘うそはつけない

ぼくらきっと
ドーナツのよう 確たしかなあい 交かわして
点てんと縁えんが結むすばれ 巡めぐってくから
IとIが やがてTotal Usへと
だからさ つまりは
愛あいしてる

No man is an island
No man is an island
ひとりじゃない