当あたり前まえと言いうには 欲深よくぶかくて
今いまではどうにもならず
たなびく山やまを往いく 霞かすみのように
この身み流ながれに任まかせ
ありきたりだと呼よぶには ほど遠とおい
出会であいはいつも突然とつぜん
空そらを渡わたる雁かりを 追おいかけたら
何処どこへたどり着つくのか
張はり裂さけそうな 心こころを爪弾つまびいて
空からっぽな自分じぶんを鳴ならす
思おもい出だしてごらん せかいのすべてを
私わたしがここにいる意味いみを
始はじまりは過去かこで 終おわりは未来みらいで
私わたしは貴方あなたで 【言こと】葉ばに【のせ】
何度なんどだって この唄うたを返かえす
ありきたりと呼よべる二人ふたりの時間とき
いびつでありふれている
峠とうげの白鷺しらさぎに陽ひが落おちてく
伸のびる影かげは揺ゆらいで
あなたとは歩あるく速度そくどが 余あまりにも違ちがうと気きづいた
思おもい出だしてごらん 貴方あなたのすべてを
私わたしとここにいる意味いみを
偽いつわりは過去かこに 謝罪しゃざいは未来みらいに
さよならは貴方あなたに【言こと】葉ばに【出でず】
今度こんどなんて訪おとずれはしない
痛いたみを無なくして 感情かんじょうを忘わすれ
最後さいごに残のこった唄うたが私わたしだ
あの頃ころを詰つめた 伽藍洞がらんどうの右手みぎて
そこに私わたし、全すべてがあった
出会であいと別わかれが 全すべてだとしたら
ずっと私わたしたち出会であい続つづけてる
思おもい出だしたんだ 私わたしのすべてを
遠回とおまわりしてばっかだった
零こぼれ落おちていく 記憶きおくの欠片かけらでも
この唇くちびるからは【優やさ】しい【あな】たと【交かわ】した【唄うた】
奪うばえはしない この身体からだはあなたで満みちた na・・・
当aたりtari前maeとto言iうにはuniha 欲深yokubukaくてkute
今imaではどうにもならずdehadounimonarazu
たなびくtanabiku山yamaをwo往iくku 霞kasumiのようにnoyouni
このkono身mi流nagaれにreni任makaせse
ありきたりだとarikitaridato呼yoぶにはbuniha ほどhodo遠tooいi
出会deaいはいつもihaitsumo突然totsuzen
空soraをwo渡wataるru雁kariをwo 追oいかけたらikaketara
何処dokoへたどりhetadori着tsuくのかkunoka
張haりri裂saけそうなkesouna 心kokoroをwo爪弾tsumabiいてite
空karaっぽなppona自分jibunをwo鳴naらすrasu
思omoいi出daしてごらんshitegoran せかいのすべてをsekainosubetewo
私watashiがここにいるgakokoniiru意味imiをwo
始hajiまりはmariha過去kakoでde 終oわりはwariha未来miraiでde
私watashiはha貴方anataでde 【言koto】葉baにni【のせnose】
何度nandoだってdatte このkono唄utaをwo返kaeすsu
ありきたりとarikitarito呼yoべるberu二人futariのno時間toki
いびつでありふれているibitsudearifureteiru
峠tougeのno白鷺shirasagiにni陽hiがga落oちてくchiteku
伸noびるbiru影kageはha揺yuらいでraide
あなたとはanatatoha歩aruくku速度sokudoがga 余amaりにもrinimo違chigaうとuto気kiづいたduita
思omoいi出daしてごらんshitegoran 貴方anataのすべてをnosubetewo
私watashiとここにいるtokokoniiru意味imiをwo
偽itsuwaりはriha過去kakoにni 謝罪syazaiはha未来miraiにni
さよならはsayonaraha貴方anataにni【言koto】葉baにni【出deずzu】
今度kondoなんてnante訪otozuれはしないrehashinai
痛itaみをmiwo無naくしてkushite 感情kanjouをwo忘wasuれre
最後saigoにni残nokoったtta唄utaがga私watashiだda
あのano頃koroをwo詰tsuめたmeta 伽藍洞garandouのno右手migite
そこにsokoni私watashi、全subeてがあったtegaatta
出会deaいとito別wakaれがrega 全subeてだとしたらtedatoshitara
ずっとzutto私watashiたちtachi出会deaいi続tsuduけてるketeru
思omoいi出daしたんだshitanda 私watashiのすべてをnosubetewo
遠回toomawaりしてばっかだったrishitebakkadatta
零koboれre落oちていくchiteiku 記憶kiokuのno欠片kakeraでもdemo
このkono唇kuchibiruからはkaraha【優yasa】しいshii【あなana】たとtato【交kaわwa】したshita【唄uta】
奪ubaえはしないehashinai このkono身体karadaはあなたでhaanatade満miちたchita na・・・