辿る深海、俄雨 歌詞 Guiano feat. IA ふりがな付

流ながれてく空そらと降ふり出だす雨あめが
僕ぼくらを全部ぜんぶ濡ぬらし歪ゆがます世界せかい
雨音あまおとがぱらぱらと傘かさを叩たたくの
今いまは僕ぼくの手てで耳みみをふさいだ

何度なんどでも降ふらして僕ぼくらを塞せかして
俄にわか雨あめよ、だってって堰せきを切きった
解とかした風かぜに身みを投なげた
夏なつを揺ゆらして僕ぼくらを急せかして 分わかってるよ
だって呼吸こきゅうだけじゃ 生いきれないなんて分わかっているのに

回まわらない時計とけいと振ふりかざすギター
世界せかいはきっと崩くずれ落おちた砂すなのよう
誰だれも彼かれもが待まつ未来みらいを見みるんだ
そこに足場あしばが無ないのを知しらずに

さしづめ僕ぼくはそう未来みらいを恐おそれた
「ただの海うみのようだ」空そらを眺ながめた
でも星ほしが降ふったの、忘わすれもしないさ
泡沫うたかたに咲さく俄雨にわかあめを

何故なぜ?なんで言葉ことばが詰つまる
去さる夏なつ、夜よるに欠かけた蝉せみ月づき
声こえなんて、透すき通とおるから
青空あおぞら、透すき通とおらぬ青空あおぞら

何度なんどでも降ふらして僕ぼくらを塞せかして
俄にわか雨あめよ、だってって堰せきを切きった
解とかした風かぜに身みを投なげた
夏なつを揺ゆらして僕ぼくらを急せかして 分わかってるよ
だって呼吸こきゅうだけじゃ 生いきれないなんて分わかっているのに