未知未踏アルスハイル 歌詞 浠Mizuki ふりがな付

真まっ白しろな地図ちずを
握にぎりしめるだけじゃ
何処どこにもたどり着つけなくて
誰だれかの物語ものがたりの
脇役わきやくを飾かざる私わたしで
十分じゅうぶんだったの

だけど
瞬またたいたの
小ちいさく
行ゆき先さきを照てらす星屑ほしくずが

遠とおくへ
がむしゃらに声帯せいたいを震ふるわせれば
掴つかめそうな何なにかがあるから
口くちずさむたび
早はやくなる鼓動こどうも
駆かけ出だしたい衝動しょうどうも
道標みちしるべだって信しんじて

見みつけたい
まだ誰だれも知しらない
私わたしだけの輝かがやきを
帆ほを上あげよ

想像そうぞう上じょうの点てんと線せんがいつしか
見みえなくなってしまったんだ
同おなじ夜空よぞらばかりを
見上みあげていたせいだろうか
俯うつむいてみたの

だけど
渇かわいたの
君きみが指差ゆびさしてくれた可能性かのうせいに

遠とおくへ
懸命けんめいにこの気持きもち歌うたえば
届とどきそうな何なにかがあるから
口くちずさむたび
迸ほとばしる感情かんじょうと
震ふるえるほどの衝動しょうどうも
背中せなかを押おしてくれるんだ

願ねがい願ねがって
この未知みちの果はてには
あの輝かがやきが
ありますようにと

合図あいず一ひとつ一ひとつ繋つなげれば
描えがけそうよ星図せいずに線せんを
鼓動こどうも
衝動しょうどうも
道標みちしるべだと信しんじて今いま
迷まよわず踏ふみ出だせる

遠とおくへ
がむしゃらに声帯せいたいを震ふるわせれば
掴つかめそうな何なにかがあるから
口くちずさむたび
早はやくなる鼓動こどうも
駆かけ出だしたい衝動しょうどうも
道標みちしるべだって信しんじて

誓ちかい合あったきらめきに
会あいに行いこう
天あまの川がわを渡わたって
帆ほを上あげよ