Diagram 歌詞 浜田麻里 ふりがな付

跳はね出だした時間ときを均ならす風かぜが
居場所いばしょを求もとめて
形かたちある実体じったいに寄より添そって
ひとときだけその身みを癒いやす

座標ざひょうのない荒野こうやに
立たち尽つくせば
乱暴らんぼうなその知性ちせいと記憶きおくが
構かまわず迷まよいを
連つれ去さった

胸むねのどこか隅すみっこで解ときかけてた
心こころの Diagram
縦軸たてじくが横軸よこじくへと傾かたむいていく
それなら初はじめから枠わくのない曲線きょくせんを
自分じぶんらしく引ひき直なおして
名なも知しれぬグラフィティー
描えがきたくて

空そらっぼな昨日きのうでも何なにかが
弾はじけ動うごく瞬間しゅんかんがある

無数むすうの可能性かのうせいが切きり出だされて
気きがつけば遠とおくにいた
心こころが掴つかんだ事実じじつが
ただあるだけ

胸むねのどこか隅すみっこに落書らくがきした
未来みらいの Diagram
その模様もようが透明とうめいへと滲にじんでいった
それでももう一度いちど
強つよい筆ふでの下地したじを
自分じぶんらしく書かき直なおして
巡めぐる心こころ模様もよう 消きえぬうちに

胸むねのどこか隅すみっこに落書らくがきした
心こころの Diagram
条件じょうけんも定理ていりもない自由じゆうな線せんで
頬ほほ伝つたう幾いくつもの
哀かなしみのフラクタル
連つらなる日ひを乗のり越こえたら
新あたらしい世界せかいを
生いきてくだけ

私わたしの Diagram
心こころの Diagram