君と太陽 歌詞 山黒音玄 ふりがな付

閉とじた夏なつの日ひ 青空あおぞら眺ながめて
特別とくべつな振ふり 誰だれかの真似まね事ごとしている
沈しずみゆく夕日ゆうひを ぼんやり眺ながめて
ありもしない 過去かこを重かさねて
誰だれかに描えがかれた世界せかいの中なか
何なにが懐なつかしいんだろう
君きみと違ちがう太陽たいようを見みるひまわりでも
君きみの事こと思おもって 今咲いまさいてます
あの夏なつの思おもい出でを確たしかめながら
いつか来くるその日ひを待まって
咲さき続つづけます

朝あさを祝いわうような 言葉ことばかけてみる
何なにも映うつらない
鏡かがみの向むこう側がわに向むけて
ふりしきる夕立ゆうだち 横目よこめに眺ながめて
憂鬱ゆううつな顔かおをしているだけ
誰だれかが作つくり上あげた世界せかいから
抜ぬけ出だせずもがいている
君きみと違ちがう太陽たいようを見みるひまわりでも
あの日ひ咲さいた色いろで 輝かがやいてます
光ひかる陰かげの中なか "本当ほんとう"を集あつめながら
君きみがたどり着つく日ひまで
咲さき続つづけます

君きみと同おなじ太陽たいようを見みるひまわりなら
足あしが生はえて君きみに駆かけ寄よる
…なんてね
誰だれかが描えがいた世界せかいを借かりたまま
この思おもい届とどく日ひまで 咲さき続つづけます