ハイコントラスト 歌詞 *Luna feat. ゆある ふりがな付

誰だれのルールかもわからないけど いちにのさんでサイコロを振ふった
君きみと僕ぼくの間あいだにあるもの その何なにかを見みつめていた

夕焼ゆうやけが好すきだったから 雨あめが嫌きらいになった
大好だいすきな君きみがいたから 僕ぼくのこと嫌きらいになった

コントラストが厭いとわしかった あの日ひよりも澱よどんだ空そらが
あの日ひよりも俯うつむいている僕ぼくを見下みおろしていた
誰だれかよりも高たかく飛とべた 誰だれかよりも進すすめなかった
そうやって今日きょうの僕ぼくにマルかバツを付つけるんだ

足たりないものはよく分わかってんのに 足たりてるものがよく分わからなくて
両手りょうてじゃ溢あふれそうになったら 次つぎはどこにしまうつもりだい?
そうだ試ためしに歪ゆがんだその矢印やじるしをひっくり返かえしてみたらどうだろう?

大だい嫌きらいな冬ふゆがあったから 夏なつが愛いとおしくなった
長ながい長ながい夜よるだったから その朝あさは美うつくしかった
キズが深ふかくて痛いたいほど 明日あすはもっと強つよくなれた
今いまが辛つらくて悲かなしいほど 未来みらいが楽たのしみになった

コンプレックスはきっと才能さいのうだ 劣等感れっとうかんを抱いだいていたから
羨うらやましいと思おもえたんだ追おい越こしてやんだって
嫉妬心しっとしんが力ちからになった 君きみと僕ぼくの違ちがいが僕ぼくを作つくり上あげた
少すこしだけ自分じぶんが好すきになれたような気きがした

教室きょうしつに射さしたオレンジが スポットライトみたいに
何なにを照てらし出だすのか 目めを奪うばっていた

コントラストが美うつくしかった あの日ひよりも綺麗きれいな空そらを
あの日ひよりも大おおきくなった僕ぼくが見みつめていた
誰だれかよりも高たかく飛とびたい 誰だれかよりも前まえに立たっていたい
光ひかりの中なかへ一いっ歩ぽ足あしを踏ふみ出だした

真夜中まよなかの太陽たいようみたいに 真冬まふゆの熱帯夜ねったいやみたいに
7/2じゃつまらないさ 僕ぼくらの毎日まいにちは
上手うまくいかないことばっかりだ でもそのくらいでいいんだ
なんか"生いきてるんだ"って そんな感かんじがしないか
雨空あまぞらに笑わらった 笑わらった