オーバーチュア 歌詞 ミセナイクセニ ふりがな付

夢ゆめみたいなことだろうと誰だれかが言いう
くだらねえ約束やくそくとわかっている
許ゆるせない自分じぶん、自分じぶんにいらりした
夜よるに幕まくが上あがる

ゆら揺ゆらいだ頭あたまにノイズが鳴なる
うら紡つむいだ言葉ことばをまた吐はく癖くせ
零こぼれ落おちた心音しんおんは戯言ざれごと
今日きょうも耳みみを塞ふさいだ

凪ないで歌うたってはまた隠かくして
舞台ぶたいの袖そでから眺ながめている
ガラクタばかりのステージだけど
見みせても良いいんだろうか

人生じんせいは所詮しょせん戯たわむれだ きっと
狭せまい世界せかいで生いきていた ずっと
思おもい巡めぐって吸すって吐はいて啼ないた夜よるは孤独こどくに震ふるえるくせに
舞まう誰だれかを遠目とおめに見みてんだ
どうしてここに座すわっているんだ
迷まよって咲さいて散ちって歌うたになった答こたえだろ

変かわらない言葉ことばを愛あいしていた
どうしようもない貴方あなたが眩まぶしかった
心こころの中なか 絡からまって揺ゆれる何なにかが
崩くずれて壊こわれてゆくような
声こえにならない声こえを探さがしていた
身体からだは動うごく また陽ひが射さす方ほうへ
面白おもしろいね、なんて言葉ことばが溢こぼれ落おちた世界せかいを
愛あいしても良いいかな

朝あさを割さいて塗ぬったジャムの様ように 世界せかいは適当てきとうで満みちていて
ほら、今日きょうも夢ゆめなんて変かわる だから自由じゆうで良いいんだろう

変かわらないフロアを嘲笑わらっていた
ただくだらない世界せかいから逃にげたかった
本気ほんきの出だし方かたもこの夜よるも忘わすれてしまう前まえに
歌うたえよ オーバー

変かわらない言葉ことばは伽藍がらん堂どうだ
どうしようもない貴方あなたが聴きいてたんだ
心こころの向むこう 絡からまって鈍にぶく光ひかった
崩くずれて壊こわれた言葉ことばが
声こえにならない声こえを探さがしていた
身体からだは動うごく また陽ひが射さす方ほうへ
面白おもしろいね、なんて言葉ことばが溢こぼれ落おちた世界せかいを
愛あいしても良いいかな