猫夜叉 歌詞 naraku feat. 重音テト ふりがな付

上等じょうとうさ 上等じょうとうさ
刃やいばを以もって語かたりませう
嫌きらい嫌きらいな過去かこも 臨のぞむ明日あすも
全すべて切きり裂さいてよ
猫ねこ夜叉やしゃ

嗚呼ああ もう嫌いやだ嫌いやだ
未いまだ二進にっちも三進さっちも更々さらさら
進すすめないわ 只々ただただ
揺蕩たゆたう渡世とせいを 這ほう這ほうで

伽藍がらん堂どうに手繰たぐり寄よせた追憶ついおくも
出鱈目でたらめに凪ないでいつた傷創しょうそうも
刃渡はわたり幾許いくばくかの後悔こうかいまで
嘲笑あざわらい溢こぼす「贅沢者ぜいたくものめ」

(凄艶せいえん 爛爛らんらん 幽遠ゆうえん 玲瓏れいろう)

決けっしてその想おもいを
帰きさぬのなら

上等じょうとうさ 上等じょうとうさ
刃やいばを以もって語かたりませう
嫌きらい嫌きらいな過去かこも 臨のぞむ明日あすも
何なにも要いらないさ もう
本当ほんとうよ 本当ほんとうよ
泪なみだ 拭ぬぐって 笑わらえる様よう
非道ひどい非道ひどい宵よいを忘わするるくらい
全すべて切きり裂さいてよ
猫ねこ夜叉やしゃ

月つき負おう夜行やこう
人間ひと模かたどる 命いのちは永遠とわ
両りょう瞳めに哀あい?

有耶無耶うやむやに咲さいて散ちった光彩こうさいも
辛かろうじて繋つなぎ止とめた僥倖ぎょうこうも
惣闇つつやみを纏まとう様ように暗々裏あんあんり ねぇ
有あり丈ったけ 喰くらい尽つくす時とき迄まで

(凄艶せいえん 爛爛らんらん 幽遠ゆうえん 玲瓏れいろう)

然されどまだ愛あいを
求もとむのなら

上等じょうとうさ 上等じょうとうさ
確たしかな愛あいで殺ころし合あおう
嫌きらい嫌きらいな過去かこも 臨のぞむ明日あすも
貴方あなたが閉とざしておくれ
本望ほんもうよ 本望ほんもうよ
覚悟かくごは疾とうに出来できているわ
もういいかい いいかい

「いいよ」

バイバイ 然様さようなら
「来来らいらい世せで会あいませう」
白しろい白しろい髪かみを赤あかく染そめて
可憐かれんに掻かき消けす鼓動こどう
バイバイ 然様さようなら
どうして貴方あなたが哀かなしむの
側そばにいなくとも愛あいは続つづく
だから泣なかないでよ
猫ねこ夜叉やしゃ