幻奏チェイン 歌詞 Yeon feat. 初音ミク ふりがな付

有う象ぞう無象むぞう掻かき消けす音おとを響ひびかせ 凍いてつく夜よる壊こわせ歌うたえ 巡めぐる想おもい全すべて引ひき裂さいた眼前がんぜんのコーラス 残響ざんきょう 孤独こどくを引ひき立たてては鳴なって 轟とどろく雷鳴らいめい月つきを照てらして 流ながれる時ときと共ともに出来できた等身とうしん大だいの理想像りそうぞうが潰つぶした僕ぼくの期待きたい融とかす憧あこがれの偶像ぐうぞうと柔やわな夢ゆめどうせ痛いたむ心こころの事ことなんて君きみには分わからないよ 平静へいせい保たもつ鼓動こどう 片かたや獰猛どうもう、何いずれ暴走ぼうそう けど負まけられないのまだ 微かすかな光ひかり追おうまた今いま

賭かける、ライフは捨すて前まえへ 焦あせるな時ときが来くるまで重かさねた音おとと弱音よわねを信しんじる唯ただ

走はしり出だした僕ぼくらあの日ひ 照てらされた背せは儚はかなく散ちった 「何故なぜ逃にげない?」そうあなたは言いった 交差こうさする眼光がんこう、過すぐ刹那せつな 僕ぼくのこのボロボロに朽くちた手てが握にぎるわ血ちの滲にじんだギターだ 掻かき鳴ならす8小節しょうせつが云いった 僕ぼくの答こたええさ 悔くいは無ないなきっと

夜風よかぜ吹ふいた午後ごご6時じ 片手かたて持もった未来みらい像ぞうが割われた様ような音おとがして 崩くずれ落おちる僕ぼくを見みて 己おのれの額突ひたいつきつけるわ銃じゅう
射さす光ひかりすら蝕むしばむ脳のう 目めを閉とじたその時ときが最期さいご 二に度どと醒さます事ことは無ないの 弱よわく、脆もろい 君きみとは違ちがう僕ぼくのハート 酷ひどく、痛いたむ脳裏のうり過よぎる君きみの言葉ことば
誰だれが為ためにある音おとか模索もさくする声こえが嫌きらいで 絶たった騒音そうおんけれど焦燥しょうそう感かんじるまだ

走はしり去さる君きみを追おう10秒びょう離はなれて行いく台詞せりふを捨すてて 「諦あきらめろよ」君きみはそう言いった 浮うかべる笑えみが僕ぼくを殺ころした
僕ぼくのこの赤あかに染そまった手てが握にぎるわ錆さびのよく目立めだつ刃やいば
かって弾ひいた4小節しょうせつが云いった 僕ぼくの最期さいごだ 悔くいは無ないな きっと 正ただしい答こたえは
漬つかれ行ゆく腐くさった世界せかいが消けした火ひは僕ぼくらが灯ともす番ばんだ 集つどう苦くを抱かかえた願ねがいが交差こうさする弾道だんどうとなり消きえた
僕ぼくらの渇かわき病やんだ心こころが渇望かつぼうしたのは一寸いっすんの光ひかり 待まち侘わびたこの時ときを 僕ぼくの答こたええさ 悔くいは無ないよ