dress code。 歌詞 鯨木 ふりがな付

忘わすれないよ
募つのる思おもい出でばっかり

日ひが照てらす頃ころにはって順じゅんに縛しばり合あって
意味いみがあって縋すがってた果実かじつへ
知しらなかった貴重きちょうな傷いたみとか嫌味いやみで嗜たしなんでおいた24時じ

嗚呼ああ このまま揺ゆれるように眠ねむって
時間じかんを蝕むしばんでいたい

自然しぜんに行いけよ
遺のこっていた身勝手みがってで光ひかってるドレスを羽織はおって
深ふかく深ふかく座すわる

あの日ひウザったく思おもってたlikeは
夜よるを奪うばって紡つむいだモノなのと
奇きを衒てらって送おくったテレパシーでは
伝つたわることが無ないからと

屹度きっと、鏡かがみが映うつしてた私わたしに
そっと問といかける
夜よるを奪うばって紡つむいだモノなの?と
嗚呼ああ

仄ほのかに香かおったトローチの香かおりは
腐くさってしまって灰はいになったプライドを思おもい出だせて

自分じぶんを全部ぜんぶ千切ちぎって躍起やっきになって終おわったつもりでいる
曲まがって歪ゆがんでしまった過去かこもすべて名めいシーン

あの日ひウザったく思おもってたlikeは
夜よるを奪うばって紡つむいだモノなのと
奇きを衒てらって送おくったテレパシーでは
伝つたわることが無ないからと

屹度きっと、鏡かがみが映うつしてた私わたしに
そっと問といかける
夜よるを奪うばって紡つむいだモノなの?と

たとえどんな不幸ふこうを踏ふもうとも
現在いまを知しってしまった不毛ふもう共どもにゃ憤いきどおりや不満ふまんは隠かくしてさ
この綺麗きれいなドレスを身みに纏まとった私わたしを深ふかく追おい詰つめた24時じ

今いまなら言いい切きれる夜よるを奪うばって紡つむいだから

転ころばぬ事ことに生いき様ざまを全すべてかけてしまったらばもう
在あり方かたも私わたしの好すきな様ようにそっと見守みまもって欲ほしいの!

嗚呼ああ また今日きょうも終おわって日ひが昇のぼり
私わたしが消きえてゆくわ

「さよなら」

鏡かがみにも映うつらない夜よるよ。