ここにしかないもの 歌詞 冬組 (MANKAI STAGE) ふりがな付

不思議ふしぎな気持きもちだ…… こんな時ときなのに心地ここちがいい

『びしょ濡ぬれじゃありませんか。どうぞ中なかへ』

稽古けいこが足たりていない でも不安ふあんはない

『おはようございます。昨日きのうはひどい雨あめでしたね』

大丈夫だいじょうぶ……何故なぜだかそう思おもえる
休やすんでいた間あいだも成長せいちょうし続つづけている

『私わたしはおりんさんと別わかれるつもりはない』

セリフを掛かけ合あうたび刺激しげきを受うける

互たがいに高たかめ合あえる芝居しばいに 思おもわず笑えみがこぼれる
信頼しんらいし合あうことで見みえる 新あらたな景色けしき

そうだ……俺おれが求もとめていたのは……俺おれがここにいる意味いみは……。

一人ひとりじゃない 一人ひとりじゃできない
六ろく人にんでつなぐ一ひとつの物語ものがたり……

一人ひとりでは 心こころと心こころで
感かんじることはできない 手てをつなぎ

周まわりに寄よりかかる不思議ふしぎな感覚かんかく

今いま、板いたの上うえで分わかり合あおう

ここにしかない ここでしか感かんじられない
六ろく人にんで作つくるかけがえのない時間じかん
高たかめ合あい(高たかめ合あい)
手てを伸のばそう 一人ひとりでは届とどかない その場所ばしょへ