ノスタルジア 歌詞 ゆある ふりがな付

まだ醒さめないでと願ねがった朝あさに

記憶きおくは ひとりごとだ
秘密ひみつは未まだ 儚はかなく光ひかっている
どうして 伝つたえられない
もどかしさが 貴方あなたを描えがいている

遠とおく
瞼まぶたの寒空さむぞらに浮うかんだ 星ほしの名なは
誰だれも知しらない 永遠えいえん

離はなさないでいて 失なくさないように
繋つないだ手てと手てを
絶たやさないでいて 忘わすれないように
"大丈夫だいじょうぶ"のほほ笑えみを
変かわらないでいて 迷まよわないように
そのままの貴方あなたと
まだ醒さめないでと願ねがった朝あさに
もう一度いちど逢あえるまで

とうとう 言いえずじまいの
言ことの枯葉かれは 朝あさと夕焼ゆうやけの色いろ
不意ふいに 懐なつかしくて 手紙てがみを編あむ
宛あて名なは書かかなくていい

かつて 閉とざされた しじまの
向むこうで 笑わらい合あおう
時ときを越こえて 唄うたおう

変かわり果はてて
欠かけ落おちて 色褪いろあせども
それでいいよ
僕ぼくと貴方あなたが過すごした 時ときの跡あとだ
だから 美うつくしい

離はなさないでいて 失なくさないように
繋つないだ手てと手てを
絶たやさないでいて 忘わすれないように
"大丈夫だいじょうぶ"のほほ笑えみを
変かわらないでいて 迷まよわないように
そのままの貴方あなたと
まだ醒さめないでと願ねがった朝あさに
もう一度いちど逢あえるまで

離はなさないでいて 失なくさないように
ひとりきりじゃないんだ
絶たやさないでいて 忘わすれないように
ひとりごとでいいんだ