狂炎のイド 歌詞 カナイリョウタ ふりがな付

灯ともした焔ほむらは
その身みを燃もやすカルマ
一ひとつの望のぞみ
失うしなうものなど何なにもない

いつもどこかやるせないままで
きっと願ねがってた
無気力むきりょくなまでに
続つづく空そらも 憂鬱ゆううつも
撃うち抜ぬく日ひを

ただ光ひかりの照てらす方ほうへ
夜よるの向むこう辿たどり着つくまで

胸むねを裂さく焦燥しょうそうと本能ほんのう
教おしえてよ
どうかしてるようなこの日々ひびさえも
存在そんざい理由りゆうのための偽装ぎそう?
狂乱きょうらんのテーゼを打うち立たてる

桃源郷とうげんきょうも理想りそうもいらないよ
痛いたいくらいに鮮明せんめいなリアル
神経しんけい震ふるわすその声こえが
ずっと焼やき付ついて叫さけんでる

捩ねじれて 歪ゆがんで
姿すがたを 形かたちを変かえ
それでも
その火ひ絶たやすことなく
走はしれるか

何なにが本当ほんとうかも分わからなくて
亡霊ぼうれいみたいにさ
取とり憑ついた痛いたみが
この渇かわきが
足跡あしあとを消けして行いく

疲つかれも何なにもかも忘わすれ
長ながい夢ゆめを見みていたような
白しろい景色けしき包つつまれて

呼よび覚さます炎ほのお
激たぎれよ 赤々あかあかと
咆哮ほうこうを明日あすに撃うち放はなつ
幸こうか不幸ふこうなんてどうでもいいよ
ずっと「行いけ」と本能ほんのうが叫さけぶ

衝動しょうどう もう
どうにも止とまらないの
存在そんざい理由りゆう? 今いまここにある
延々えんえんと夜よるは続つづけども
全身全霊ぜんしんぜんれい燃もやして光ひかれ