5月にふたりは嘘をつく 歌詞 岡田奈々 ふりがな付

別わかれを切きり出だすのは僕ぼくで 君きみは泣ないて言いった
「帰かえって来こない日ひが増ふえてから
こうなると思おもってた」

嘘吐うそつけない優やさしい君きみと
嘘うそ吐つくのが嫌きらいな僕ぼく
似にてるようで 似にてない

いつからかお互たがい忙いそがしく
すれ違ちがいが増ふえてた

泣ないてくれて嬉うれしかった
思おもい出だした ふたりの日々ひび
好すきと言いい出だしたのは僕ぼくのくせに最低さいていだね

始はじまりの5月がつ
楽たのしかった想おもい出でばかり
このままふたりは"永遠えいえん"に
愛あいし合あえると思おもっていた
サヨナラの5月がつ
3年ねんという月日つきひの中なか
変かわってしまったのはどちらだろう
わからないまま

最初さいしょに嘘うそを吐ついた君きみに 僕ぼくは泣ないて言いった
「その嘘うそを貫つらぬいてくれたら
傷きずつかずに済すんでた」

別々べつべつの時間じかんに眠ねむって
別々べつべつの時間じかんに起おきて
独ひとりみたいだよね

いってらっしゃいの見送みおくりも
自然しぜんとしなくなった あの日ひから

彼女かのじょじゃなく他人たにんみたいで
見みえない壁かべが距離きょりを作つくった
やり直なおしたいと言いった顔かお今いまも覚おぼえているの
今度こんどこそ君きみのこと守まもりたかった

始はじまれば 終おわる
ってことも全すべてわかっていた
だけど"永遠えいえん"って 言葉ことばを
信しんじずにはいられなかった
好すきになって ごめん
だけど無駄むだな時間じかんなんて無ない
僕ぼくが出逢であった女性じょせいの中なかで一いち番ばんの人ひと