ワンダーランド地下 歌詞 香椎モイミ feat. 初音ミク,鏡音レン ふりがな付

馬鹿ばかばっかの熱狂ねっきょう会場かいじょう
他ほかの雑魚ざこが夢ゆめを見みる世界せかいで
あたしだけが真実しんじつを見みている
嘘うそは許ゆるされないよ

無む感情かんじょうでお手振てふりしたならば
至近しきん距離きょりで痛いたい台詞せりふ吐はいて
うるんだ目めで落おとした金かねだけを
無情むじょうにも頂いただく仕事しごと

何なんでよ ずっとクッソ貢みついでやってんのに
見向みむきもしないんだ?
営業えいぎょうなんだよその「可愛かわいい」のトーン
もう聞きき飽あきてんの!

頭あたまが痛いたくなるような
病やみの羅列られつの声こえ
勘違かんちがいも甚はなはだしいんだよ
気付きづけねえの、なあ?

「他ほかの女おんなには言いってないよね?」
「可愛かわいい子こにしかそりゃ言いわねえよ」
「は?」「え?」「は?」「え?」「ハア!? 」「エエ!?」

耳障みみざわりな汚泥おでいのから騒さわぎ
凝こったメイクも無下むげに流ながして「ハイ、じゃあね」
速攻そっこう罵倒ばとう掲示けいじ板ばん行いきの
罰ばつは血ちの香かおり

期待きたいという豪雨ごううの辛つらさに
傘かさを差さす手てもどうにも疲つかれ切きっている
過激化かげきかする要求ようきゅう地獄じごくで
雄弁ゆうべんさを欠かく

遮二無二しゃにむに余白よはくもなしに
目めまぐるしく刻きざまれる
思おもい出でという名なの愛あいの証明しょうめい品ひん
それだけが二人ふたりを繋つなげる
大好だいすきの攻撃性こうげきせい
いつか消きえる傷きずでも
君きみがいる限かぎり癒いえることはないから
ここは戦場せんじょう、ワンダーランド

赤あかい顔かお隠かくして可愛かわいいね
やっぱ男おとこの子こだね、正直しょうじきだね

花はなのように可憐かれんなその振ふる舞まいさえ
何なにかを奪うばうため?
搾取さくしゅする側がわ 明あけ渡わたすな

ゴールのない螺旋らせん階段かいだん
息切いきぎれでも登のぼって
可哀想かわいそう(笑)　なあたしの姿すがた
君きみの目めに焼やき付つけんの

弱肉強食じゃくにくきょうしょくなんて
俺おれの心こころには響ひびかねえし
不幸ふこうを生うみたい訳わけじゃない
それが本音ほんねだった

「一生いっしょうアイドルでいてくれるよね?」
「いや流石さすがに一生いっしょうはねーだろ」
「は?」「え?」「推おすのやめる」「えっ」「推おすのやめる!」「いやちょっと待まて!汗　」

こんな暗闇くらやみが居い場所ばしょだなんて
シャッターの眩まぶしさに虚むなしくなるなんて
早はやくあたしの心こころに問といかけて
「ねえ、続つづけるの?」って

無慈悲むじひになりきれない弱よわさから
目めを背そむけて逃にげても別べつに良よかった でも
しゃがみこんだ君きみの姿すがたが、瞳ひとみの奥おく

離はなれなくて
離はなれないで

罪つみはない、だから罰ばつもない
ただ円滑えんかつに回まわる
愛情あいじょうと対価たいかのトレード
そこに絆きずななどありやしないけど
「生いきる理由りゆう」になり得えるほどに
君きみの笑わらうその顔かおが見みられるならば
もう少すこし戦たたかおう
ここは戦場せんじょう、ワンダーランド