泣いた赤鬼 歌詞 大漠波新 feat. 重音テト ふりがな付

伝つたわらない言葉ことばってとっても
悲かなしくなるね
いろんな言葉ことばを考かんがえて
ひたすらに考かんがえて
やっと覚おぼえた言葉ことば
これが僕ぼくの選えらんだ言葉ことば
それを何度なんどもこしらえる
でも伝つたわらないことばかり

これは僕ぼくの間違まちがいなのか
そんなわけがないじゃない
意固地いこじになる、口くちを薄うすく噤つぐむ
またお話はなしできなくなっちゃった

泣ないた、鬼おには、今日きょうも。
忙せわしなく泣ないている
明日あしたよりは今日きょうのうちに吐はき
出だしてごらん
泣ないた、鬼おには、今日きょうも。
人知ひとしれず泣ないている
誰だれにもこの姿すがたは見みせられないからね

強つよがっている赤鬼あかおに
まだ慣なれない事ことばかり
よそ行ゆきの言葉ことばはぎこちない
かと言いって正直しょうじきも怖こわい
疑うたがわれて疑うたがって
騙だまされないように黙だまって
そうするうちにまた独ひとり
振ふり出だし塞ふさいだ口くち

空から回まわる彼かれを噂うわさする
揶揄やゆして笑わらい者ものにする
鬼おには鬼おにでいなくちゃダメね
あれ?また遠とおざかっちゃう、ねぇ!

泣ないた、鬼おには、今日きょうも。
忙せわしなく泣ないている
昨日きのうよりも今日きょうの方ほうが上手うまく
書かけたかな?
泣ないた、鬼おには、今日きょうも。
繰くり返かえし泣ないている
ダメだ、まだ下手へたっぴだ
それでも書かき続つづける

悲かなしくなった時ときに思おもい浮うかぶ
言葉ことば並ならべ
ありのままに記しるす
嘘うそは苦手にがてだから

泣ないた、鬼おには、今日きょうも。
いくら泣ないても泣なき止やまない
どんな言葉ことば書かいても
一向いっこうに見みつからない
泣ないた、鬼おには、今日きょうも。
泣なきながら書かき続つづけてる
数すう年ねん後ご、
数十すうじゅう年ねん後ごの誰だれかに見みつかるまで
誰だれかに届とどけるため
少すこしでも笑わらえるまで

ラララララ～♪