ひとりごと 歌詞 朝4時 ふりがな付

日ひに焼やけた壁かべの跡あと
カーテンを閉しめれば無縁むえんになるのはわかってる
外そとに出でた途端とたん強つよくなる雨あめ
「もう神かみ様さまも僕ぼくのこと嫌きらってるのかな」

受うけた傷きずは塞ふさぎたくても、消きえたりはしないよ
知しらないふりして幸しあわせそうにするのも
僕ぼくらの癖くせだったね

君きみの名前なまえをもう一度いちど呼よべるのなら
もう君きみの前まえで泣ないたりしないから
「聞きいて、不器用ぶきような僕ぼくの言葉ことばを」
隠かくした気持きもちがまた目めから出でる前まえに

何度なんども僕ぼくを撫なでるやさしい風かぜ
君きみのやわらかい手てに似にていた
白しろい息いきも君きみといればぬくもりのかたちに変かわっていた

染しみる傷きずは守まもりたくても、滲にじんで広ひろがっていくよ
気きづかないふりして幸しあわせごっこするのも
僕ぼくは嫌いやじゃなかったよ

君きみの名前なまえをもう一度いちど呼よべるのなら
下向したむきな感情かんじょうも隠かくして強つよいふりをするから
不器用ぶきような僕ぼくの気持きもちを聞きいて

君きみの名前なまえをもう一度いちど呼よべるのなら
神かみ様さまのせいになんてしないから
「聞きいて、不器用ぶきような僕ぼくの気持きもちを」
頬ほほを撫なでるやわい手て、僕ぼくだって君きみにあげるよ
不器用ぶきような僕ぼくのことまたすきになってよ