ヘテロ 歌詞 柏木カレキ feat. 可不,歌愛ユキ ふりがな付

「私わたし」をそっと連つれ出だして 「あの子こ」はずっと泣ないていた
今いまさらやっと気きづいた これが最後さいごなこと

休やすみ明あけの教室きょうしつは 普通ふつうの愛あいが流ながれてた
壊こわれていた感情かんじょうは 治なおせないとわかっていたの

「おかしいな おかしいな」って子供こどもの頃ころからそうだった
「おかしいよ おかしいよ」って死しにたくなる言葉ことば

「私わたし」をそっと連つれ出だして 「あの子こ」はずっと泣ないていた
今いまさらやっと気きづいた これが最後さいごなこと

バス停ていは 赤あかく染そまり 野良猫のらねこニャーと鳴ないていた
君きみの手てが優やさしく心こころつつんだ

あの時とき 抱だいた違和感いわかんは 気きづいた頃ころには凶器きょうきになった
あーあれだよなんだっけ 虎とらとか馬うまとかそう言いうやつさ

全然ぜんぜん私わたしはヘテロですです
そう偽いつわっていくつになった?

はいはい 配慮はいりょはサンキューですです
教科書きょうかしょ通どおりの対応たいおうです

どーすりゃいいの 騒さわいでりゃいいの?
今いますぐヘテロは追おい出だして

浴衣ゆかたはずっと好すきでした あなたはもっと好すきでした
死しぬまで ずっとこういう気持きもちでいるのかな

終おわりはうんと好すきにしよう 花火はなびのように派手はでに散ちろう
助たすけての 叫さけびを拒こばんだ

「私わたし」をそっと連つれ出だして 「あの子こ」はずっと泣ないていた
今いまさらやっと気きづいた これが最期さいごなこと

地下鉄ちかてつは 赤あかく染そまり 乗客じょうきゃくキャーと鳴ないていた
君きみの手てが優やさしく心こころ潰つぶして 「僕ぼく」の体からだは 線路せんろに消きえ去さった