冬紅葉 歌詞 ささ。 ふりがな付

あなたが忘わすれた香こう水すいを振ふりまき泣なく午前ごぜん0時じもこれで何回目なんかいめか
もう忘わすれてしまったけど
ねえ
あなたと重かさねた形かたち無ない幸しあわせは今いまも全部ぜんぶ覚おぼえてる

会あいたくて会あいたくて
あれだけ愛あいし合あっていたのに
苦くるしくて苦くるしくて
綺麗きれいなまま溶とけてく

季節きせつ巡めぐるたびあなたを思おもい出だすの
馬鹿ばかな私わたし散ちり遅おくれた冬ふゆ紅葉もみじみたい
未読みどくのままの
「ごめんね」と「またね」も
既読きどくをつけたら二に度どと会あえない気きがして今いまもまだここにいるの

あなたを起おこすためにかけた
午前ごぜん6時じのアラームは今いまも変かえれぬまま意味いみも無なく目めが覚さめるけど
ねぇ
5分ふん早はやめた時計とけいの針はりに今いまも
私あたし置おいていかれたまま

いつだっていつだって
隣となり歩あるいてたあの日々ひびが
眩まぶしくて眩まぶしくて
前まえが見みえないけど
この先さきの幸しあわせをあなた願ねがったあの言葉ことばが苦くるしくて苦くるしくて
滲にじんでいく
季節きせつ巡めぐるたびあなたを思おもい出だすの
馬鹿ばかな私わたし散ちり遅おくれた冬ふゆ紅葉もみじみたい
消きえず残のこってる
「愛あいしてる」の言葉ことばも
上書うわがきされたら二に度どと会あえない気きがして今いまもまだここで待まつの

あなたと見みた桜さくらも
眩まぶしすぎた白しろい海うみも
夏なつの終おわり夜空よぞらに咲さく
打うち上あげ花火はなび
あなたと見みた紅葉もみじはこの世よのなによりも綺麗きれいでこの先さきもずっと
あなたと2人ふたりでいれたら

雪ゆきが降ふり まだ
あなたを待まっているの
こんな
私わたしにうんざりしたんだよねごめん
未読みどくのままの
「ごめんね」と「またね」に
既読きどくをつけたよ
これでもう会あえないね
紅葉もみじのひとひらが散ちった

キスをするたびに呼吸こきゅうも忘わすれるほど
苦くるしくて幸しあわせな恋こいをしていたんだね
あなたとの日々ひびは二に度どと戻もどらないけど
5分ふん早はやめた時計とけいを元もとに戻もどして私あたし先さきに進すすむね

あなたと出逢であわなければ私わたしは幸しあわせだったかな?
あなたを想おもい過すごす日々ひびは苦くるしさばかり

言葉ことばは届とどかないけど
あなたに出会であえて良よかった
雪ゆきも溶とけて桜さくらも咲さくから
幸しあわせになるね