モノクロームの夏 歌詞 林哲司 ふりがな付

防波堤ぼうはてい沿ぞいの遊歩道ゆうほどうには
まだ冷つめたい風かぜさ…夜明よあけの避暑地ひしょち

何なにが間違まちがっていたのだろう…と
訊きいてみるよ君きみの想おもい出でに

波なみが崩くずれるたびに
水みずの中なかでキスした…
幻まぼろしは涙なみだより辛つらいね

モノクロームの夏なつの残像かげ
19歳じゅうくのままさ君きみだけが
同おなじ夢ゆめは別々べつべつの
未来みらいを用意よういしていたね…二人ふたりに

鍵かぎも錆さびついたボートハウスに
眼めを閉とじれば君きみのはしゃぐ声こえ

時間ときは君きみの笑顔えがおで
深ふかい傷きずをつけるよ
青春せいしゅんって哀かなしみの名前なまえさ

モノクロームの夏なつの残像かげ
微笑ほほえむ君きみが切せつないね
失うしなわれた夏空なつぞらへ
いそしぎたちが鳴なきながら
翔とんだね

モノクロームの夏なつの残像かげ
19歳じゅうくのままさ君きみだけが
別わかれること知しってたの…?
笑顔えがおの君きみのVサインが
ぶれてる…