よみ:せしうむのふるよるに
セシウムの降る夜に 歌詞

-
電ǂ鯨 feat. 琴葉茜,葵琴葉,重音テト
- 2021.9.21 リリース
- 作詞
- 電ǂ鯨
- 作曲
- 電ǂ鯨
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セシウムの降ふる夜よるに
最後さいごのランプに火ひを灯つけて
ぼくたちどこまで逃にげようね。
セシウムの降ふる夜よるに
カンテラ二人ふたりの影かげを抜ぬく。
お願ねがい、私わたしたちを夜よるから守まもって。
ゆらゆら灯あかりと澄すむ足音あしおと
団地だんちの外そとへ、止とまった
バスの向むこうへ。
手てと手ては麻薬まやくだ、抗こう恐怖きょうふの効能こうのうで
すれ違ちがう人ひとは夜よるの籠かごの鳥とり
饐すえた言葉ことばを、
聞きいてはいけないよ。
私わたし、あなたに
何なにもしてあげられなかったねえ。
そうだっけ。
二人ふたり ブランコ漕こいでいた。
ほら、隙すきを見みつけては
誰だれかの心こころを食たべようと
本当ほんとうに、見みてはいけないほどの
恐おそろしい目めをして
夜よるが見みている
足跡あしあと、言葉ことば、うた=夜よるのりりっく
きっと高架こうか下した、暗中あんちゅうに
冷つめたくなってしまう前まえに
ほら、ひそひそ話ばなしをしよう、
夜よるにばれないように手てを繋つないで
およぐ二人ふたりは幽霊ゆうれいに似にて
セシウムの降ふる夜よるに
最後さいごの灯火らんぷがゆら揺ゆれて
夜よるの手てのひらを抜ぬけ出だせない。
セシウムの降ふる夜よるに
ほたる族ぞくたちのともしびは
ああ希望きぼうによく似にてちかちか光ひかり、
やっぱりぼくたち騙だまされちゃう。
とぼとぼ歩あるいた
道路どうろ沿ぞいの街灯がいとうに擬態ぎたいした夜よると
目めが合あってしまったので
だんだん形かたちが崩くずれていった心こころで
呼よんだあなたの姿すがたも夜よるだった
夜間やかんの綺麗きれいに
見みとれていたのが悪わるかった
ゆっくりと夜よるに食くわれていたんだ。
らんぷの灯あかりは
二人ふたりのからだを透過とうかする
透明とうめいな心こころを匙さじですくって
呑のみ込こんだ空そらから
ほらセシウムが降ふり注そそぐんだ
ゆるゆる二人ふたり 心こころと歌うたは空そらに散ちって
1k5帖じょうで笑わらう
「なあなあ戸棚とだなのカステラは?」
ねえ思おもい出だせない何なにかを
思おもい出だせないまま
曳ひいて擦すられたごとく
なぜだかこぼれ出だす
足跡あしあと、言葉ことば、うた=夜よるのりりっく
どうやって歌うたっていたんだっけ?
訳わけも分わからず歌うたいつづける
ひそひそ話ばなしをしよう
夜よるにバレたってきっと…
手てを繋つないで眠ねむる
ぼくらはどうせ ずっと
セシウムの降ふる夜よるに
最後さいごの灯火らんぷの火ひがゆれる
セシウムの降ふる夜よるに
夜よるのりりっくをまた繋つなぐ
最後さいごのランプに火ひを灯つけて
ぼくたちどこまで逃にげようね。
セシウムの降ふる夜よるに
カンテラ二人ふたりの影かげを抜ぬく。
お願ねがい、私わたしたちを夜よるから守まもって。
ゆらゆら灯あかりと澄すむ足音あしおと
団地だんちの外そとへ、止とまった
バスの向むこうへ。
手てと手ては麻薬まやくだ、抗こう恐怖きょうふの効能こうのうで
すれ違ちがう人ひとは夜よるの籠かごの鳥とり
饐すえた言葉ことばを、
聞きいてはいけないよ。
私わたし、あなたに
何なにもしてあげられなかったねえ。
そうだっけ。
二人ふたり ブランコ漕こいでいた。
ほら、隙すきを見みつけては
誰だれかの心こころを食たべようと
本当ほんとうに、見みてはいけないほどの
恐おそろしい目めをして
夜よるが見みている
足跡あしあと、言葉ことば、うた=夜よるのりりっく
きっと高架こうか下した、暗中あんちゅうに
冷つめたくなってしまう前まえに
ほら、ひそひそ話ばなしをしよう、
夜よるにばれないように手てを繋つないで
およぐ二人ふたりは幽霊ゆうれいに似にて
セシウムの降ふる夜よるに
最後さいごの灯火らんぷがゆら揺ゆれて
夜よるの手てのひらを抜ぬけ出だせない。
セシウムの降ふる夜よるに
ほたる族ぞくたちのともしびは
ああ希望きぼうによく似にてちかちか光ひかり、
やっぱりぼくたち騙だまされちゃう。
とぼとぼ歩あるいた
道路どうろ沿ぞいの街灯がいとうに擬態ぎたいした夜よると
目めが合あってしまったので
だんだん形かたちが崩くずれていった心こころで
呼よんだあなたの姿すがたも夜よるだった
夜間やかんの綺麗きれいに
見みとれていたのが悪わるかった
ゆっくりと夜よるに食くわれていたんだ。
らんぷの灯あかりは
二人ふたりのからだを透過とうかする
透明とうめいな心こころを匙さじですくって
呑のみ込こんだ空そらから
ほらセシウムが降ふり注そそぐんだ
ゆるゆる二人ふたり 心こころと歌うたは空そらに散ちって
1k5帖じょうで笑わらう
「なあなあ戸棚とだなのカステラは?」
ねえ思おもい出だせない何なにかを
思おもい出だせないまま
曳ひいて擦すられたごとく
なぜだかこぼれ出だす
足跡あしあと、言葉ことば、うた=夜よるのりりっく
どうやって歌うたっていたんだっけ?
訳わけも分わからず歌うたいつづける
ひそひそ話ばなしをしよう
夜よるにバレたってきっと…
手てを繋つないで眠ねむる
ぼくらはどうせ ずっと
セシウムの降ふる夜よるに
最後さいごの灯火らんぷの火ひがゆれる
セシウムの降ふる夜よるに
夜よるのりりっくをまた繋つなぐ