蝶影繚乱 歌詞 蝶屋はなび ふりがな付

踊おどれや踊おどれ ひらり羽はばたけ
祭囃子まつりばやし チントンシャン
蝶ちょうよ 今いま空そらに舞まえ

桜吹雪さくらふぶきひらひらと舞まう
散ちりゆく定さだめ儚はかなくも
たった一ひとつの風かぜが吹ふいたら
流ながれる景色けしきうつろう

今いまはまだ小ちいさな蛹さなぎも
皐月さつき超こえて梅雨つゆの向むこう
蒼あおい空そらの中なか踊おどりゆく
そんな姿すがた見みせていたい

万里一空ばんりいっくう どんな日ひも
たゆまぬ努力どりょくのなか
走はしり続つづければ 空そらは晴はれる

踊おどれや踊おどれ ひらり羽はばたけ
祭囃子まつりばやし チントンシャン
羽織はおりなびかせ 雲くもの先さきまで
どこまでも届とどけと願ねがう

踊おどれや踊おどれ 歌うたえや歌うたえ
踊おどり盛ざかりの今宵こよいは
ずっと醒さめないまま
響ひびけ 明日あすの先さきまで

黄蘗色きはだいろに染そまる並木なみきも
茜色あかねいろの紅葉もみじたちも
一心不乱いっしんふらんに今いまを生いきゆく
揺ゆれる命いのちの瞬またたき

白しろく吹雪ふぶく睦月むつきの空そらは
冷つめたく肌はだを刺さすけれど
どんな道みちも歩あるき続つづけば
やがて いつか 叶かなうのだろう

山越やまこえ 谷たに越こえて
高たかみには天照あまてらす
光ひかりの先さきまで いざ飛とび立たとう

踊おどれや踊おどれ ひらり羽はばたけ
祭囃子まつりばやし チントンシャン
語かたり明あかして朝あさが来くるまで
溢あふれるくらい夢ゆめを描えがく

踊おどれや踊おどれ 歌うたえや歌うたえ
踊おどり盛ざかりの我われらは
今いまをただ突つき進すすめ

移うつろいゆく季節きせつのなか
また花はなは開ひらく

踊おどれや踊おどれ ひらり羽はばたけ
祭囃子まつりばやし チントンシャン
羽織はおりなびかせ 雲くもの先さきまで
どこまでも届とどけと願ねがう

踊おどれや踊おどれ 歌うたえや歌うたえ
踊おどり盛ざかりの今宵こよいは
ずっと醒さめないまま
響ひびけ 明日あすの先さきまで

巡めぐり巡めぐるこの世界せかいで
司つかさどった運命さだめ
羽はねを広ひろげ舞まい踊おどれば
沸わき起おこる熱あつい鼓動こどう