クロノス 歌詞 sanetii ふりがな付

あなたを思おもい返かえすたび
はじめてあいた空白くうはくのように
ずっと そばにいたはずの心こころが
身体からだが 形かたちが
消きえた この日々ひびが
また
普通ふつうになるんだ

繰くり返かえす永遠えいえんの中なかで
切きり取とった一瞬いっしゅんの中なかで
彷徨さまよった生活せいかつの中なかで
かけがえない時ときが流ながれ

どこにいても 寂さびしくても
君きみは他人事たにんごと
正ただしくても 間違まちがっても
進すすむ足音あしおと

ねぇ まだ嘘うそみたいに思おもえている
事ことは 本当ほんとうだった

時ときが戻もどるなら
伝つたえられないかな
あなたがいないのは
今いまでも慣なれないよ

乾かわいた秒針びょうしんは
進すすむ僕ぼくらの痛いたみを
隠かくしても見みせなくても
たまに思おもい出だそう

いつまでも そばにいてよ
大切たいせつな日々ひびよ

積つもる後悔こうかいばっかの日々ひびだ
時ときを戻もどそう 何度なんども探さがそう
あの時ときの正解せいかいも告つげずに
君きみは全部ぜんぶ無視むしして歩あるいて

君きみが持もって帰かえる"孤独こどく"とか
またいつも返かえしに来くるのは
分わからないけど 大事だいじなんだね

無なくさないでね
ずっと

巻まき戻もどせないままでいいよ
忘わすれてくあなたに気付きづきたいから

だからね 進すすめよう 僕ぼくの手てを引ひいて
これまで これから 目めを逸そらさないように
刻きざんだ針はりの数かずも 忘わすれないように
あなたを想おもうことも 変かわらないように

枯かれてく鼓動こどうが
あなたとの日々ひびだって
消けし去さっても 無なくしても
そばにいたんだよ

虚むなしさも もどかしさも
刻きざまれていく 共ともに