ユーロジー 歌詞 サツキ feat. 重音テト,足立レイ ふりがな付

久方ひさかた会あった屍し体たいのあなたは、
人形どーるのようだった。
偶然ぐうぜんなんだか、分わからないが、
空そらは曇くもっていた。

冷さめた肌はだの厭いやさが
ずっと忘わすれらんようで
あなた自身じしんへの感情かんじょうは
これで最後さいごだったんだ

形式けいしき上じょうでの行為こういも早々そうそうに
夢現ゆめうつつの儘まま、消きえていった。

どうして。
立たち行ゆかない感情かんじょうが、
思弁しべん性せいと対ついを成なしている。
どうにも止とまらない生活せいかつの中なかでも
あなたの声こえは記号きごうに変かわっていく。

言葉ことばも、声こえも、想おもいも、詞しや歌うたも、
伝つたわらないんだ、って。
ならば、この総すべては意味いみを失うしなうのか?
違ちがうだろ。

雲くもの上うえで笑わらうキロバイト。
少すこし、呼吸こきゅうをする。
追慕ついぼだなんて湿しめっぽく思おもえて、
茶化ちゃかしてばっかりだ。

もう、心臓しんぞうは動うごいていないが
未まだ生いき続つづいている。
僕ぼくらが何度なんども絶たえず思おもい出だして
描えがいた輪郭りんかくが、その証明しょうめいだ。

遣やる瀬無せない現状げんじょうが、
見事みごとに拍車はくしゃをかけている。
何時いつか、あなたの居いない世界せかいが、このまま、
普通ふつうになっていくのが、怖こわいんだよ。

時間じかんは、全部ぜんぶ褪あせさせていく。
良よくも、悪わるくも。
意思いしとは真逆まぎゃくの誤作動ごさどう。
飲のみ込こんでいる、涙なみだの隙間すきま。

繋つながる線せんの数かぞえ唄うた。
途絶とだえた足跡あしあとも。
何気なにげない刹那せつなに、
過よぎってしまう。

どうして。
立たち行ゆかない感情かんじょうが、
思弁しべん性せいと対ついを成なしている。
どうにも止とまらない 生活せいかつの中なかでも
あなたの声こえは記号きごうに変かわっていく。

言葉ことばも、声こえも、想おもいも、詞しや歌うたも、
伝つたわらなくたって。
あなたを忘わすれない、させない。
僕ぼくなりの送おくる言葉ことば。

ユーロジー。