影ふたつ 歌詞 三日月宗近,鶴丸国永,山姥切国広 ふりがな付

伸のびる影かげ ふたつ
弾はずむ息いき 交かわす刀かたな

「互たがいに好すきに打うち込こんだ方ほうがためになるだろ?」
「まあ、俺おれの負まけでもいいんだが」
「おいおい。予防よぼう線せん張はる気きか?」
「ははは。そういうわけではないんだが」

与あたえられた肉体にくたい
戸惑とまどいも分わかち合あい
強つよく強つよく在ありたいと願ねがう

「いやあ、刀かたなが馬うま当番とうばんや畑仕事はたけしごとってのも驚おどろいたがまさか天下五剣てんかごけん、三日月宗近みかづきむねちかと手合てあわせとはな」
「ははは。俺おれは長ながく世よにあるだけの、じじいだ」

伸のびる影かげ ふたつ
『守まもり抜ぬく』と 交かわした誓ちかい