ハーフムーンフラワー 歌詞 綾野ましろ ふりがな付

変かわりゆく世界せかいの片隅かたすみには
名なもなき花はなが咲さく
優やさしい光ひかりの中なかで
瞳ひとみを閉とじれば ほら

廻まわる宙そらに導みちびかれて
幼おさない時間じかんは霞かすんでいった
巡めぐる星ほしはひとつとして
輝かがやき変かえないのに

天空てんくうは残酷ざんこくなほど円まるく
ヒトの歪いびつさを際立きわだたせる
半分はんぶんの月影つきかげは今いまでも
足たりない半分はんぶんを求もとめるから

変かわりゆく世界せかいの片隅かたすみには
名なもなき花はなが咲さく
涙色なみだいろの花はなびら揺ゆらして儚はかなく...
うまれゆく生命いのちの環わを
繋つなぐように輝かがやく
優やさしい光ひかりの中なかで
瞳ひとみを閉とじれば ほら

絶たえ間まなく時ときは流ながれて
ささくれた肌穏はだおだやかにする
降ふりしきる哀かなしみの果はて
いつか答こたえは見みえるの？

独ひとりきりだと感かんじてしまうなら
遠とおくの花はなさえ想おもえばいい
ヒトは皆月影みなつきかげを見上みあげて
暗闇くらやみの裏側うらがわと背中合せなかあわせ

変かわりゆく世界せかいの片隅かたすみには
名なもなき花はなが咲さく
涙色なみだいろの花はなびら揺ゆらして儚はかなく...
気きまぐれな風かぜを受うけて
泳およぐように輝かがやく
優やさしい光ひかりの中なかで
瞳ひとみを閉とじれば ほら

half moon flower...
儚はかなくhalf moon flower…

限かぎりなく移うつろいゆく世界せかいで
名なもなき花はなを見みる
ありふれた色いろした花はなびらが揺ゆれてる...
うまれゆく生命いのちの環わに
溶とけるように色いろづき
優やさしい光ひかりを浴あび
白しろい景色夢見けしきゆめみてる

変かわりゆく世界せかいの片隅かたすみには
名なもなき花はなが咲さく
涙色なみだいろの花はなびら揺ゆらして儚はかなく...
気きまぐれな風かぜを受うけて
泳およぐように輝かがやく
優やさしい光ひかりの中なかで
瞳ひとみを閉とじれば ほら