箱庭の夢 歌詞 ひとしずく×やま△ feat. IA ふりがな付

乾かわいた土つちにそっと
雨粒あまつぶが流ながれてく
降ふりだした小雨こさめが
黒くろい服ふくの袖そでを濡ぬらす

蓋ふたつきのベッドで
花はなびら毛布もうふは暖あたたかい？
咽のどせ返かえるような白百合しらゆり
君きみはぐっすりと眠ねむってるの

昔むかし 君きみが見みた夢ゆめ
二人ふたりは鳥とりになり、飛とび立たつ
空そらの果はてを探さがして
ずっと ずっと
飛とび続つづけて

羽失はねうしなった鳥とりは
飛とべないまま一人ひとり
暗くらい夢ゆめに堕おちた君きみを待まち続つづける

終おわれない愛あいの中なかで
君きみは瞳めは閉とじた
ただ、寝ねてるんでしょう？
ただ、寝ねてるんでしょう？

狭せまい箱はこのベッドの上うえ
そんなに寝心地ねごこちいいのかな？
そろそろ目覚めざめてもいいよ？
ねえ ねえ
もう、朝あさだよ

羽失はねうしなった鳥とりは
飛とべないまま一人ひとり
暗くらい夢ゆめに堕おちた君きみを待まち続つづける

叫さけんで祈いのって、もがいても
君きみの夢ゆめは覚さめない
ねえ、瞳めを開ひらけて
ねえ、瞳めを開ひらけてよ

君失きみうしなった僕ぼくは
飛とべないまま一人ひとり
暗くらい夢ゆめに堕おちて 羽はねを待まち続つづける

終おわれない愛あいの中なかで
叫さけび声こえは止やまない
まだ、飛とび立たてない
まだ、飛とび立たてない