南部恋うた 歌詞 松阪ゆうき ふりがな付

南部生なんぶうまれの 地酒さけがいい
こころ酔よわせる 恋唄うたもいい
何なにも言いわずに あの娘こが泣ないた
肩かたもふれ合あう 傘かさの中なか
たった一言ひとこと たった一言好ひとことすきだよと
言いえば泣なかずに すんだのに
思おもい重かさねて 飲のむ酒さけは
やけにしみるよ 痛いたいほど

南部なんぶしぐれが 降ふるもいい
みれん流ながせりゃ それもいい
なみだ滲まじりの あの娘むすめの顔かおが
なぜかしみじみ 浮うかぶ夜よる
あれが恋こいだと あれが恋こいだと思おもうほど
胸中むねの痛いたみは なおさらに
酔よって注そそぎたす 恋こいなごり
惚ほれたあの娘この 郷くになまり

誰だれに聞きかそか 誰だれに聞きかそか語かたろうか
親父唄おやじうたった 牛追うしおい唄うたを
明日あしたは帰かえろか あの町まちへ
南部恋なんぶこいしや 懐なつかしや
南部恋なんぶこいしや 懐なつかしや