フィンガー 歌詞 森川美穂 ふりがな付

私わたしには愛あいしてる人ひとがいるの…
あなたには通つうじない言いい訳わけね

六ろく番目ばんめの指ゆびのように
ささやく言葉ことばが耳みみをくすぐる

本当ほんとうの事ことなんか言いわせないで
飲のまされた怪あやしげな自白じはく剤ざい

だまされない女おんなのまま
生いきてゆくことに行ゆき詰づまってた

汚けがれてくみたいなこの感かんじが たまらない
男おとこと女おんなよりリアルなもの 何なにもない
昨日きのうまでが色褪いろあせて見みえる
今いまがあまりにも すご過すぎて

思おもい出だすためだけの恋こいをしてた
自分じぶんにも美うつくしさ求もとめてた

ふいに刺ささる逆さかさ睫毛まつげ
一いち秒びょうだけ心こころが痛いたむけど

見知みしらぬ生いき物ものになってくのが 気持きもちいい
心こころは考かんがえるためだけに あるんじゃない
気きがついたら迷まよわない指ゆびが
自分じぶんで自分じぶんを誘さそってる

運河うんがに浮うかぶゴミのように
どこかへ流ながされてゆきたい
愛あいじゃなくてもいいの

汚けがれてくみたいなこの感かんじが たまらない
男おとこと女おんなよりリアルなもの 何なにもない
見知みしらぬ生いき物ものになってくのが 気持きもちいい
心こころは考かんがえるためだけに あるんじゃない

気きがついたら 止とまらない指ゆびが
自分じぶんで自分じぶんを 誘さそってる