見上みあげた空そらは 瑠璃色るりいろのスペクトル
君きみが探さがした あの鉱石こうせきによく似にているね
幼おさない記憶きおくが 山吹やまぶきに朽くちる
腫はれた耳みみも 朧おぼろげに
もう言いえない 灰はいになりかけた想おもい
逃にげ水みずのように遠とおい姿すがた
強つよがっても その先さきに待まつ後悔こうかい
笑わらい話はなしにさえもならない ああ
過あやまちあれども 繰くり返かえすは愚おろか
祖母そぼの声こえ 朱しゅに満みちる
ああこうして 次第しだいに忘わすれてゆく
濡ぬれた道みちが乾かわくように薄うすれ
君きみの顔かおが 滲にじむ輪郭りんかくが ほら
真まっ白しろになりそうで怖こわい ああ
見上miaげたgeta空soraはha 瑠璃色ruriiroのnoスペクトルsupekutoru
君kimiがga探sagaしたshita あのano鉱石kousekiによくniyoku似niているねteirune
幼osanaいi記憶kiokuがga 山吹yamabukiにni朽kuちるchiru
腫haれたreta耳mimiもmo 朧oboroげにgeni
もうmou言iえないenai 灰haiになりかけたninarikaketa想omoいi
逃niげge水mizuのようにnoyouni遠tooいi姿sugata
強tsuyoがってもgattemo そのsono先sakiにni待maつtsu後悔koukai
笑waraいi話hanashiにさえもならないnisaemonaranai ああaa
過ayamaちあれどもchiaredomo 繰kuりri返kaeすはsuha愚oroかka
祖母soboのno声koe 朱syuにni満miちるchiru
ああこうしてaakoushite 次第shidaiにni忘wasuれてゆくreteyuku
濡nuれたreta道michiがga乾kawaくようにkuyouni薄usuれre
君kimiのno顔kaoがga 滲nijiむmu輪郭rinkakuがga ほらhora
真maっxtu白shiroになりそうでninarisoude怖kowaいi ああaa