&PEACH 歌詞 KissBee ふりがな付

キラキラ魔法まほうの国くにを駆かけ巡めぐった
突然とつぜんのニュース
これは二人ふたりの姫ひめの
美うつくしい物語ストーリー

ふわふわピーチ姫ひめ
ずっと手てを繋つなぎ笑わらいはしゃいでた
でも気きづいていた
注そそがれる視線しせんの主役しゅやくはいつも隣となり
いつかお姫様ひめさまになるお姉ねえちゃん
私わたしはどうなるの?
ねじれた嫉妬しっとの
種たねから黒くろいツタが芽吹めぶいた
ある日引ひひき出だしに仕込しこんだ
謎なぞの古ふるい宝たからの地図ちず
見みつけた彼女かのじょは悩なやみ
涙なみだの滴しずく お城しろの鐘かねを鳴ならす
何なにをそんなに迷まよっているの?
まだ決断けつだんできないなら
幸しあわせの魔法まほうをかけてあげる
さぁ妖精ようせいさんお願ねがい

晴はれ晴はれ満面まんめんの笑えみで旅立たびだつ
お城しろも顧かえりみず
ビビットブルー鳥とりの唄うたは
さよならのレクイエム
壊こわされた秩序ちつじょ
夢ゆめが叶かなった憧あこがれ一人部屋ひとりべや
「私わたしは食たべる担当たんとうね」
やらされ続つづけたグミの水みずやり
そういうものだと思おもってた
笑顔えがおが消きえた街眺まちながめ
満みち欠かけ遊あそぶお月様つきさま
深ふかい静しずけさの余白よはく

国中くにじゅうを覆おおいつくした
連鎖れんさする嘆なげきの叫さけび
「もうこの国くには終おわりだ」
みんなどうしたの?
ねぇ私わたしがいるよ

わたあめ枕まくらの匂においで
思おもい出だすのは二人ふたりの夜よる
ぽつんと浸つかるには大おおきい
お風呂ふろの泡あわが苦にがい

笑顔えがおのお面めんが祝いわう
形式けいしきだけの偽儀式にせぎしき
立場たちばの重おもさに気きづいた
消去法しょうきょほうのお姫様ひめさま

暗くらい夜空よぞらをかき乱みだす
無限むげんの流ながれ星ほし
全すべて粉々こなごなに撃うち落おとしたい

今頃いまごろどんな夢ゆめみてるの?
ドラゴンの炎ほのおの色いろは?
小人鼓笛隊こびとこてきたいの音色ねいろは?
どうでもいい興味きょうみない

ピュアに濁にごった幼心おさなごころ
過あやまちが彩いろどるイノセンス
愛あいの欠かけた世界せかいで揺ゆれる
権力けんりょくと自由じゆうの魔力まりょく
きっとすぐに忘わすれさせる
漂ただよういちご残のこり香かおる
二ふたつの太陽たいようが照てらす
一人ひとりずつのお姫様ひめさま
いつかまた出会であう日ひまで