名もない花 歌詞 佐藤ミキ TVアニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」 エンディングテーマ ふりがな付

不器用ぶきような手ての平ひらで
そっとくれた温ぬくもりを
胸むねに抱だいて いつの日ひも

どんな言葉ことばでも足たりないから
光ひかりの指さす方ほうへ ほら歩あるき出だそう
ありがとう 伝つたえる代かわりに

大切たいせつだと思おもえるものほど儚はかなく
消きえそうなのは なぜ?

名めいもない花はながそっと開ひらく時とき
一ひと雫しずくの想おもいが溢あふれてく
あなたには見みせることなく散ちりゆくも
確たしかに此処ここに咲さいた願ねがい

心こころが唇くちびるを
越こえないように噛かみ締しめた
迷まよいはもう消けし去さって

何なにも気付きづかないあなただから
痛いたみはいつの日ひか 懐なつかしさと共ともに
消きえてしまえるものなの?

抱だきしめた瞬間しゅんかん きっと簡単かんたんに
壊こわれてしまうから

強つよく誰だれよりも強つよくまた
祈いのり続つづけるのは あなたの未来みらい
いつの日ひか閉とじてしまう この瞳ひとみに
笑顔えがおを映うつしていたい まだ

密ひそやかに独ひとりで
色いろづいた花はなびら
届とどける場所ばしょさえないけれど
鮮あざやかな
調しらべは息いき絶たえずに
あなたへと流ながれていくの
もう戻もどれない

答こたえのない探さがし物もの
あなたはどうしてあなたなの?
運命うんめいは変かえることなど出来できなくて
その背中せなかは振ふり向むかないままで

名めいもない花はながそっと開ひらく時とき
一いち雫しずくの想おもいが溢あふれてく
あなたには見みせることなく散ちりゆくも
今いまだけ見みつめていたい
あなたの隣となりで
今いまだけ許ゆるして欲ほしいから