Phantom 歌詞 夜to臥 feat. 初音ミク ふりがな付

大人おとなになったが肩書かたがきだけだな
器用きように生いきれないから愛あいされてはない
眠ねむれない夜よるを数かぞえてしまう程ほどにはすることが無ない

僕ぼくが此処ここに居いる証明しょうめいは誰だれにも出来できない
自分じぶんでさえ 嫌きらいだ

だから全すべてどうでも良よくなって
それが真理しんりだと決きめつけて
今いままで歩あるいてきた道みちを否定ひていして
虚むなしさだけ残のこった午後ごごの射光しゃこうが
怖こわいや 痛いたいや

子供こどもの時ときはさ思おもいもしなかった
世界せかいはこんなに苦くるしいことばかりなんだと
子供こどもの時ときはさ思おもいもしなかった
僕ぼくもその被害者ひがいしゃになるなんて

だから全すべてが分わからなくなって
答こたえも別べつに求もとめずに
手元てもとにある白しろい紙かみに何なにを書かく
塵ちり一ひとつない夜よるの清々すがすがしさが
刺ささるや 痛いたいや
誰だれもさ 居いないや

頭あたまの中なかが酷ひどく渦巻うずまいて
言葉ことばを吐はき出だすこともままならない
時間じかんが過すぎてゆくこともなんか
どうとも思おもわなくなったな

だから全すべてどうでも良よくなって
それが真理しんりだと決きめつけて
今いままで歩あるいてきた道みちを否定ひていして
虚むなしさだけ残のこった午後ごごの射光しゃこうが
怖こわいや 痛いたいや
僕ぼくだけ 居いないや
居いないや