神を偽った悪魔へ 歌詞 他人事 feat. 可不,v flower ふりがな付

刻きざんだ僕ぼくの幸さちは
既すでに去さって廃すたって
ただ 同然どうぜんの肉塊にくかいなんだ

愛あいは傷きずと涙なみだ
血ちの生温なまぬるさも
覚おぼえてはないの

屈強くっきょうな故ゆえのミザリー
徒党ととうを喰くらうグリズリー
信仰しんこうの類たぐいはもう
空からの器うつわに伝つたう謙虚けんきょに

卑怯ひきょう大概たいがいな態度たいどに
奇想きそう天外てんがいヒステリー
生涯孤独しょうがいこどくな人生じんせいはもう飽あき飽あきだろう

残ざんないエゴの選民思想せんみんしそう
あなたは何なにを見みて無関心むかんしんしてんの?
美うつくしい顔かおは寂さびしそう
俯瞰ふかん視しのグラス捨すてて

廻めぐった日々ひびは確たしか
常つねに這はってうだって ほら
当然とうぜんの結末けつまつなんだ

解かいは?価値かちも無ないな
贄にえのない救すくいなど
ありはしないの

高尚こうしょうなふりの身みなり
没頭ぼっとうを笑わらうアイロニー
絆ほだされた轍わだちに酔よう
幸こう 不幸ふこう
いずれも罪つみの荷に

劣等れっとう孕はらんだ迷子まいごに
救済きゅうさいの鐘かねはプライマリー
生涯しょうがい盲目もうもくな信仰しんこうはもう散々さんざんだろう

嘆なげく足たりないイドに荒すさんだ喜怒きど
貴方あなたに愛あいを見みて安心あんしんしてんの?
見苦みぐるしい過去かこ 流ながした反吐へど
虚偽きょぎの使徒しとに成なり果はてて

燃もえる怨恨えんこんのH線せん
鳴なり響ひびく信徒しんとたち
祈いのりの合唱がっしょうを浴あびる
無力むりょくな偶像ぐうぞうが、
身みに余あまる花はな折おったせいか?

どちらかが神かみで
どちらかが悪魔あくまであるならば
私わたしは

慢心まんしんしてんの

残ざんないエゴの選民思想せんみんしそう
あなたは何なにを見みて無関心むかんしんしてんの?
美うつくしい顔かおは寂さびしそう
俯瞰ふかん視しのグラス捨すてて