サイレント・トーク 歌詞 しばたはつみ ふりがな付

ねぇ 切きらないで何処どこにいるのよ
もう半年はんとしも音沙汰おとさたなけりゃ
顔かおも忘わすれてしまうじゃない
ベルが鳴なる ためらいがちに
響ひびき出だす あなたの言葉ことば

電話線でんわせんクルリと巻まいた
指先ゆびさきに夜よるが染そまるわ

ウウーン ごめんね黙だまり込こんでて
涙なみだで声こえがつまってるだけ

サイレント・トーク 遠とおくはなれた
想おもいをそっとたぐり寄よせるの
サイレント・トーク 無口むくちでもいい
心こころをじかに話はなしかけてよ

バス・ローブはおった肩かたが
凍こごえそう もう春はるなのに
恨うらんだわ けんもほろろに
あなたから突つき放はなされて

ウウーン ごめんねもう遅おそすぎる
隣となりの部屋へやに違ちがう恋人こいびと

サイレント・トーク 今いまは倖しあわせ
そう呟つぶやいた嘘うそがひとひら
サイレント・トーク 海うみにいるのね
波なみの響ひびきも泣ないてるようよ
サイレント・トーク 夜空よぞらを渡わたる
か細ぼそい線せんが もうちぎれそう
サイレント・トーク受話器じゅわきを置おけば
想おもい出でという旅たびがはじまる