Rainy princess 歌詞 カラーポワント ふりがな付

薔薇ばらの庭園ていえんを抜ぬけて
ずぶ濡ぬれの汚よごれたRainy cat
宮殿きゅうでんの眩まばゆいバスルーム
かわいそうな灰猫はいねこちゃん

宝石ほうせきを敷しき詰つめ捨すててく
パンがないならブリオッシュ
なんて言いった王妃おうひでも
愛情あいじょうくらいは分わかっていた

締しめ上あげるコルセット
継母ままははの冷さめた視線しせん
世よにも美うつくしいその娘むすめは

孤独こどくな金色きんいろのプリンセス
誰だれも近寄ちかよれない
装飾そうしょくを外はずしてもわたしを見みて欲ほしい
降ふりしきる雨あめ

誰だれにもこの声こえは聞きこえない
空そらへ落おちていくみたい
こんな仮面かめんなど誰だれかにあげてもいい
まやかしのPerfect face

Rainy cat 迷まよい込こんだまま
雨音続あまおとつづくダンスホール
上滑うわすべりしていく笑顔えがおと
吐はきそうなきついコロン

あれはまだ幼おさない頃ころ
青あおい瞳ひとみをした妖精ようせい
パパとはぐれた樹海じゅかいで
魔法見まほうみせたGenius boy

あの日ひもこんな風ふうに
雨あめが降ふりしきってた
「いつかボクを思おもい出だすよ」と。

孤独こどくな金色きんいろのプリンセス
何故忘なぜわすれていたの
階段かいだんを駆かけ下おりて扉とびらをこじ開あけ
降ふりしきる雨あめ

今日きょうならば Rainy cat 抜ぬけ道みちで
ここから連つれ出だして
誰だれにも聞きこえない雨あめにかき消けされ
足跡あしあともつかない

この暗闇くらやみを抜ぬけ 猫ねこを追おいかけ
眩暈めまいの中駆なかかけていく
思おもい出だした 彼かれのかたわらを
離はなれない身軽みがるなRainy cat

雨あめが上あがった 夜よるは終おわった
キミの足音あしおとが聞きこえてる
おかえり金色きんいろのプリンセス
ボクのPerfectな仮面かめん