獣のブルース 歌詞 Fluid Flower ふりがな付

同病どうびょう相あい憐あわれむ獣けもののような瞳ひとみ
嘘うそを塗ぬり重かさね恥はじを纏まとう
このままでいいんだよね
開ひらいた傷跡きずあとを舐なめて
想像そうぞうもできないほどの愛あいを演えんじてみせる
適当てきとうな答こたえを用意よういしておいて
大人おとなでないまま
取とり返かえしのつかない言葉ことばを交かわそう
このまま影かげを重かさねて 揺ゆらして

終おわらない 終おわらない 愛あいを
限かぎりなく喰くらっても
孤独こどくは吐はき出だせないよね
わかるけど 繰くり返かえしてる
たまらない たまらない 声こえで
どこまでも乱みだしてよ
罪つみの匂においが立たち込こめてるキスをして

白しろい羊ひつじの仮面かめんの下した
どんな顔かおを隠かくしているのかは
もうどうでもいいから 今いまだけは衝動しょうどうのままに動うごいてよ
ゆっくり 速はやく 堕落だらくへ
息いきを荒あらく喘あえぎながら 温ぬくもりが這はうたびに
赤あかく 青あおく 黄色きいろく深ふかく染しみついていく
ねぇ、、、壊こわれるまで離はなさなくてもいいのか?

止とまらない 止とまらない 飢うえを
狂くるおしいほど埋うめても
どうしようもなく 空からっぽになってしまうよね
わかってるのに
たまらない たまらない 声こえで
どこまでも乱みだしてよ
罪つみの匂においが立たち込こめてるキスをして

夜よるの静しずけさに包つつまれたまま
消きえてゆく街まちの灯あかりの中なかを彷徨さまよって
名前なまえも知しらない何なにかをずっと探さがしている