初恋の約束 歌詞 やまもとはると ふりがな付

青あおい地図ちずを広ひろげ
ペダルを漕こいでいく
カゴの中なかで跳はねる
空そらのペットボトル

時折ときおり吹ふく夏なつ風かぜ
濃紺のうこんのスカート揺ゆらした
ブレーキかけず転ころがっていく
バラバラに砕くだけ散ちるまで

夕立ゆうだちみたいに 過すぎていく
短みじかすぎた恋こいだと 誰だれかが囁ささやいても

この胸むねには 輝かがやきが
消きえてくれないから
さよならも言いえずに
割わり切きれない心こころも抱かかえて

青あおい果実かじつのまま
摘つみ取とった夜よるには
テレビの音おとだけが
部屋へやに響ひびいていた

指切ゆびきりした頃ころには
涙なみだに色いろがあるなんて
思おもいもせず 加速かそくしてた
微び笑わらう顔かおを鵜呑うのみにして

夕立ゆうだちみたいに 過すぎていく
短みじかすぎた恋こいだと 誰だれかが囁ささやいても

この胸むねには 輝かがやきが
消きえてくれないから
さよならも言いえずに
変かわり果はててしまったこの街まち