あやまち 歌詞 桧山あきら ふりがな付

雨あめに打うたれた 桜さくらの花はなが
なだれのように 散ちって逝いく
まるで二人ふたりの 別わかれのように
あなたを愛あいし 求もとめすぎた過あやまち
しあわせの時間ときは いつしか終おわり
儚はかななさに泣ないた 私わたしの恋こいよ
あー 夢ゆめの幕切まくぎれ

今夜こんやかぎりで さよならすると
心こころに決きめた はずなのに
情じょうが絡からんで 恋慕おもいが解とけず
あなたの罪つみを 許ゆるしすぎた過あやまち
気きまぐれな人ひとと わかっていても
抱だきしめて 欲ほしい ひそかな願ねがい
あー ひとり呟げんやく

咲さいて乱みだれて しぼんで揺ゆれて
この身みを濡ぬらす 花はなしぐれ
好すきで出逢であった 情なさけの糸いとで
あなたを信しんじ 縋すがりすぎた過あやまち
思おもい出でに浸ひたる 悲かなしみも今いまは
あきらめて捨すてた 女おんなのさだめ
あー 涙なみだちぎれて