ヘイヴン 歌詞 Vivid BAD SQUAD ふりがな付

散々さんざんな夜よるに 可燃性かねんせいの言葉ことばが
やたら気きになって キリなくて
気付きづけば火傷やけどして
正ただしく生いきれなくて 矛盾むじゅんと半端はんぱの瓶詰びんづめ
塗ぬりたくってさ 嫌いやを樹脂じゅしで蓋ふたする

あだこうだそうだ 焦あせって競せるばっかで
『本来ほんらいしたいことは、とは? 出来できてんの?』
人ひとは云いう『逃避行とうひこう、有耶無耶うやむやな勘定かんじょう』
沈しずんだ僕ぼくを君きみは 色いろんな声こえで叱しかって
その度たびに宙ちゅうに浮うかべるんだ

壊こわれた幻想げんそうを 愛あいせるなら
不慣ふなれな現実げんじつだって 愛あいせるかな
ずっと探さがしているんだ 今日きょうも明日あすも
辛つらくたって 強つよがって 辿たどり着つけない

ヘイヴンは ヘイヴンは何処どこにあるんだ
思おもい出だせる限かぎりの希望きぼうを抱だき締しめるよ
笑わらい飛とばしてくれよメイリー
君きみといない世界せかいは味気あじけない

正論せいろんや真実しんじつが火ひを生うむなら
いつか虚構きょこうの雨あめを降ふらすからさ
離はなさないで。歌うたっていく
離はなさないで、歌うたっていく
どちらの意味いみも解わかる未来みらいに
生せいを託たくして

暗転あんてん がらんどうな部屋へやの中なか
惰性だせいで吸すうコンテンツ なぞる古典こてん
憧あこがれも消費しょうひして
『無意味むいみを集あつめりゃ意味いみになる』
『不幸ふこうが続つづけば幸こうがある』とか
綺麗きれい事ごとでも信しんじてみよう
って もう何度目なんどめ?

あだこうだそうだ 焦あせって競せるばっかで
本来ほんらいしたいことは 永遠えいえんとわ出来できていない
人ひとは云いう『逃避行とうひこうそれに 邪道じゃどう蛇行だこう、摩耗まもう!』
いつの日ひにか僕ぼくも君きみの声こえを無なくして
地ちに足あしをついて生いきるのかな

いいんだよ もういいんだよ すべて
なのに いいんだと もういいんだと 思おもえず
ずっと痛いためて 何なにを守まもってるの

壊こわれた幻想げんそうを 愛あいしたいよ
このまま現実げんじつだって 愛あいしたいよ
それでも最低さいていが襲おそう夜よるは
いつだって 傍そばにいる 心こころを澄すまして

ヘイヴンは ヘイヴンはきっとあるんだ
思おもい付つける限かぎりの理由りゆうを抱だき締しめるよ
笑わらい飛とばしてくれよメイリー
君きみのいない世界せかいは味気あじけない

正論せいろんや真実しんじつが火ひを生うむなら
いつか虚構きょこうの雨あめを降ふらすからさ
無謀むぼうだって思おもうだろ 夢想むそうだって思おもうだろ
それでも信しんじる

ヘイヴンはきっとあるから
絵空事えそらごとでも愛あいしていくよ
がらんどうな部屋へや 灯ともる光ひかり
君きみと共ともに選えらんだ確たしかな今いま

ヘイヴンはきっと見みつける
自分じぶんだけの鼓動こどうを
離はなさないで。歌うたっていく
離はなさないで、歌うたっていく
どちらの意味いみも今いまは解わかる
生せいを続つづけて