爪つめを噛かむ 女ひとにだけ
聴きこえる あの歌うたは
裏切うらぎりの哀かなしみか
男おとこの呼よびかけか
ひゅる ひゅると鳴なるのは
真冬まふゆのあらしでも
泣ないたら駄目だめ 死しんだら駄目だめ
それなりに青あおい鳥とり
膝ひざかけの 上うえで読よむ
破やぶれた手紙てがみには
いいころの想おもい出でや
未練みれんの数々かずかずが
哀かなしげな演歌はやりうた
遠とおくで 聴きこえても
泣ないたら駄目だめ 死しんだら駄目だめ
それなりに青あおい鳥とり
窓まどごしの漁火いさりびは
はかなく搖ゆれてても
泣ないたら駄目だめ 死しんだら駄目だめ
それなりに青あおい鳥とり
爪tsumeをwo噛kaむmu 女hitoにだけnidake
聴kiこえるkoeru あのano歌utaはha
裏切uragiりのrino哀kanaしみかshimika
男otokoのno呼yoびかけかbikakeka
ひゅるhyuru ひゅるとhyuruto鳴naるのはrunoha
真冬mafuyuのあらしでもnoarashidemo
泣naいたらitara駄目dame 死shiんだらndara駄目dame
それなりにsorenarini青aoいi鳥tori
膝hizaかけのkakeno 上ueでde読yoむmu
破yabuれたreta手紙tegamiにはniha
いいころのiikorono想omoいi出deやya
未練mirenのno数々kazukazuがga
哀kanaしげなshigena演歌hayariuta
遠tooくでkude 聴kiこえてもkoetemo
泣naいたらitara駄目dame 死shiんだらndara駄目dame
それなりにsorenarini青aoいi鳥tori
窓madoごしのgoshino漁火isaribiはha
はかなくhakanaku搖yuれててもretetemo
泣naいたらitara駄目dame 死shiんだらndara駄目dame
それなりにsorenarini青aoいi鳥tori