生うまれるまえの記憶きおくでここへ来きたことを思おもい出だした
そのときもただこうして海うみを眺ながめていたんだった
防波堤ぼうはていに座すわって僕ぼくはなにを見みていたの?
深ふかい闇やみの向むこうの淡あわい光ひかり?
それは透明とうめいな色いろで縁ふちどられてんだよ
なにかやわらかいものが今いま手てに触ふれたんだ
濡ぬれたような冷つめたさと静しずけさを持もってる
ゼリーのように虚うつろで弱よわくて強つよいものを
思おもいどおりになんていかないことを知しっていた
強つよく歪ゆがんだギターでやさしいうたを歌うたってくれ
波なみの音おとは僕ぼくに何なにを教おしえようとしたの?
遥はるか遠とおい雲くもの鈍にぶい光ひかり?
やがて夜よるが訪おとずれて飲のみ込こんでしまうんだよ
すべての愛あいもそこから抜ぬけ出だせはしないのさ
限かぎりない闇やみの果はてではじめて知しるんだよ
ゼリーのように虚うつろで緑みどりで赤あかいものを
誰だれもいない場所ばしょで僕ぼくは夢ゆめを見みていたの?
そして幻まぼろしのような淡あわい光ひかり…
それは水晶すいしょうの舟ふねで導みちびかれてんだよ
なにかやわらかいものが確たしかに触ふれたんだ
濡ぬれたような冷つめたさとやさしさをもってる
ゼリーのように虚うつろで弱よわくて強つよいものを
生uまれるまえのmarerumaeno記憶kiokuでここへdekokohe来kiたことをtakotowo思omoいi出daしたshita
そのときもただこうしてsonotokimotadakoushite海umiをwo眺nagaめていたんだったmeteitandatta
防波堤bouhateiにni座suwaってtte僕bokuはなにをhananiwo見miていたのteitano?
深fukaいi闇yamiのno向muこうのkouno淡awaいi光hikari?
それはsoreha透明toumeiなna色iroでde縁fuchiどられてんだよdoraretendayo
なにかやわらかいものがnanikayawarakaimonoga今ima手teにni触fuれたんだretanda
濡nuれたようなretayouna冷tsumeたさとtasato静shizuけさをkesawo持moってるtteru
ゼリzeriーのようにnoyouni虚utsuろでrode弱yowaくてkute強tsuyoいものをimonowo
思omoいどおりになんていかないことをidoorininanteikanaikotowo知shiっていたtteita
強tsuyoくku歪yugaんだndaギタgitaーでやさしいうたをdeyasashiiutawo歌utaってくれttekure
波namiのno音otoはha僕bokuにni何naniをwo教oshiえようとしたのeyoutoshitano?
遥haruかka遠tooいi雲kumoのno鈍nibuいi光hikari?
やがてyagate夜yoruがga訪otozuれてrete飲noみmi込koんでしまうんだよndeshimaundayo
すべてのsubeteno愛aiもそこからmosokokara抜nuけke出daせはしないのさsehashinainosa
限kagiりないrinai闇yamiのno果haてではじめてtedehajimete知shiるんだよrundayo
ゼリzeriーのようにnoyouni虚utsuろでrode緑midoriでde赤akaいものをimonowo
誰dareもいないmoinai場所basyoでde僕bokuはha夢yumeをwo見miていたのteitano?
そしてsoshite幻maboroshiのようなnoyouna淡awaいi光hikari…
それはsoreha水晶suisyouのno舟funeでde導michibiかれてんだよkaretendayo
なにかやわらかいものがnanikayawarakaimonoga確tashiかにkani触fuれたんだretanda
濡nuれたようなretayouna冷tsumeたさとやさしさをもってるtasatoyasashisawomotteru
ゼリzeriーのようにnoyouni虚utsuろでrode弱yowaくてkute強tsuyoいものをimonowo