Betrayal 歌詞 跡部景吾(諏訪部順一) ふりがな付

もう何なにも 見みつめない 望のぞまない この世界せかいに
優やさしさはただ残酷ざんこくなだけさ

まるで壊こわれてる 言葉ことばが彷徨さまよいながら消きえる
その場ばしのぎの嘘うそばかり やけにうまくなって

他人ひとの不幸ふこうに群むらがるミツバチの羽はねの音おとに
逃にげたらもう 止とまることも許ゆるされない

錆さび付ついた幻想げんそう はびこる憂鬱ゆううつだけ
切きり取とったニュースが 確信犯かくしんはんの声こえで笑わらう

もう誰だれも 信しんじない 愛あいせない この世界せかいに
見みえない星ほしを探さがしたりしない
まだ同おなじ 朝あさがきて 夜よるがきて 夢ゆめを見みても
現実げんじつはまだ薄笑うすわらいながら
この心こころを裏切うらぎる

「愚おろか者もの」の後うしろから指ゆびをさした偽善者ぎぜんしゃが
使つかい慣なれた笑顔えがおで手てを差さし伸のべてる

大人おとなびたフレーズ ため息いき吐はき捨すてて
わがままな子供こどものように 泣なければ楽らくになれる?

もう何なにも 見みつめない 望のぞまない この世界せかいに
止やむことのない黒くろい雨あめが降ふる
また同おなじ 今日きょうがきて 明日あしたがきて 描えがく夢ゆめに
真実しんじつはただ残酷ざんこくなだけさ

ここで耳みみを塞ふさぎ怯おびえても未来みらいを信しんじた
儚はかない夢ゆめ それ故ゆえに美うつくしいと
目めに映うつるもの 触ふれた温ぬくもり
今いまも覚おぼえてるから
心こころに 問といかけてる

もう誰だれも 信しんじない 愛あいせない この世界せかいに
見みえない星ほしを探さがしたりしない
また同おなじ 朝あさがきて 夜よるがきて 夢ゆめを見みても
現実げんじつはまだ薄笑うすわらいながら
この心こころを裏切うらぎる